動物に関するビックリ請求の数々


腹を空かせた馬、危険な鹿、ハムスターなどが昨年、奇妙な損害保証請求の原因となった。

最も奇妙な請求は、鹿がフロントガラスに張られた黄色の証明書(タックスディスク)に興奮して頭突きを食らわせ、フロントガラスが破損した、というもの。

別のケースでは、鹿がキッチンの窓をぶち破って飛び込んできた。鹿の命に別状はなかったそうだ。

英保険最大手のノリッジユニオンに寄せられた請求にはこう書かれていた。

「ハムスターを獣医に連れて行ったのですが、ハムスターは私のハンドバッグを食いやぶって逃げてしまいました」

別のケースは「田舎道に車を止めて、戻ってみると2頭の馬が車にかみついていました」

動物に関する請求はノリッジユニオンの「奇妙な請求年間リスト」の中でも傑出している。2005年には、ある運転手が「木から凍ったリスが落ちてきてフロントガラスを破損した」と申請した。


駄菓子? ケーキ? 07年版犬のおやつに触れる


最近、ますます犬のおやつ業界が盛んだ。

ペットショップによると、ここ数年で売り上げは右肩上がり。特に、昔は客層から外れていた中高年男性の購入者が増えているのだとか。
「愛犬の喜ぶ姿を見ると仕事での疲れも癒され、夫婦仲も良くなる気がする」とは、愛犬家男性の言葉だが、何はともあれ家族の一員である愛犬に美味しく安全なおやつを与えたい。そんな親心から、おやつ業界は大変なことになっているらしい。

最新の犬のおやつ事情は、どうなっているのか。

まずは入門編。お手軽おやつとして目に止まったのが「Dog Chops」。
これはあめ玉のような本体に白い棒を取り付けた、チュッパチャプスを彷彿とさせる駄菓子系のおやつである。
本体部分は鶏ささみのジャーキーを球体にまとめたもの。棒部分は歯磨き効果のある牛皮のガム……と、パッケージ以外捨てるところがない、というのがエコロジー。
販売されているのは“株式会社わんわん”さんだ。
なぜこんな可愛い形になったのか伺ってみたところ、「こんな商品があれば面白いな、という遊び半分でした」とのお言葉。
味などの追求はもちろんだが「一番の目的は飼い主さんの買い物が楽しくなるように」、と「楽しい」を全面に押し出した商品である。
ちなみに味はアボガド風味、ミルク風味、トマト風味、さつまいも風味が並び、その中でも人気はスタンダードなミルク味だそう。
ちなみにDogChopsに新味としてチーズ味も登場予定。さらに「駄菓子」的なおやつも鋭意開発中ということで、その詳細は春には明らかにされるそうだ。

愛犬と記念日をお祝いしたいと言う人は、ケーキはいかがだろうか?
“リボン食品株式会社”さんが手がけるその名も、「わんこケーキ」。先のDogChopsが駄菓子系なら、こちらは洋菓子系だ。

種類は「わんこのかぼちゃロールケーキ」、「わんこのさつまいもモンブラン」など。ショーケースに並ぶ様子は、人間用のケーキとなんら変わりない。

一番の人気は「わんこのヨーグルトチーズケーキ」ということで、犬界でもヘルシーブームの予感である。
しかしケーキの中身は、犬の体に問題の無いオリゴ糖を使用。見た目の華やかさに反して、慎重に作られた一品だ。
犬用の味付けゆえ薄味だが、飼い主が食べても大丈夫。犬と一緒に味わえるおやつなのだ。
しかし糖分を控えなければならないため「普通のケーキのように膨らまない」や「割れてしまう」といった、開発における苦労もあったと聞く。

たかがおやつ、されどおやつ。飼い主だけではなく開発陣の情熱も加わり、犬のおやつ界はますますヒートアップしそうだ。

ただしおやつばかり大量に与えられたため、生活習慣病になった犬が最近多いと、町の獣医さんは言う。
食べる姿が可愛いと言っても病気になってしまっては本末転倒。与えすぎにはご注意を。


「空弁」ブームの次は「速弁」ブーム到来?!


数年前からブームになっている「空弁」。ご存知、空港のみで販売されている限定弁当のこと。そんな空弁ブームに続く新たなブームとして、じわじわ人気を集めているのが「速弁(はやべん)」だ。

速弁とは高速道路のサービスエリアでのみ販売される限定弁当。高速道路の「速」と弁当の「弁」を組み合わせたネーミングだ。去年11月から販売を開始しており、東名高速道路・上郷SA(上下)、名神高速道路・養老SA (上下)、北陸自動車道・南条SA(上下)の計6カ所で取り扱っている。

速弁を売り出したNEXCO中日本によれば、
「『中日本のごちそう ~いい旅に、いいお弁当~』をコンセプトに、料亭様などの協力を得て、地場の食材を活かし、季節感を演出したちょっと贅沢なお弁当となっています。シニア世代の女性を意識し、目・舌ともに楽しんでいただけるように、少しずつたくさんの種類のおかずの入ったお弁当となっております」
とのこと。いずれのお弁当にもお品書きがついており、「細かなところまで気持ちが込められている」といった声も多く寄せられている。

「ゆくゆくは、速弁があるから『あのサービスエリアに寄ろう』となるように、サービスエリアの目的地化の一助になるような、速弁ブランドを育てて行きたいと考えております。旅行などの“ハレの日”に、観光地などに行って景色を見ながらゆっくり食べる速弁、というスタイルでお召しあがりいただければと思います」
お土産品として買って行く人もいれば、わざわざ速弁を求めてサービスエリアに立ち寄る人も増えているそうだ。

現在のところ、弁当は6種類。上郷SAでは、「料亭女将弁当『花舞』」(2,100円)、「若女将手習い弁当『つぼみ』」(1,680円)、養老SAでは「芭蕉水御膳~美濃の冬味~」(1,780円)、「養老長寿の健脳弁当」(1,440円)、南条SAでは「越前宝膳」(3,000円)、「福楽味膳」(2,500円)をそれぞれ販売している。なかでも人気があるのが「越前宝膳」なんだそう。

NEXCO中日本では、今後、販売個所を増やしていきたいと考えているそうで、春ごろには関東方面のサービスエリアで発売できるよう検討中なのだとか。ドライブの新たな楽しみとして、今後ますます人気がでそうな速弁。ぜひ一度お試しあれ。

映画『かもめ食堂』にも登場した幻のコーヒー


先日、紹介した「彩りコーヒー」のナッシュビル・カーズさんのサイトで、もうひとつ気になっていたのが「アラミドコーヒー」なるもの。なんと! ジャコウネコの糞から取り出したコーヒー豆ということでビックリ! 糞って……そんなものを飲んでだ、大丈夫なんですか?

ナッシュビル・カーズの担当者・渥美さんによると、ジャコウネコというのは果物と一緒にコーヒー豆を好んで食べるらしい。しかし、コーヒー豆は消化されないのでそのまま糞に混じるわけだが、排泄されるまでに一緒に食べた果物のエキス等がジャコウネコの体内で豆にしみ込み、えもいわれぬ風味をつくりだすのだとか。
しかも、当然のことながら野生のジャコウネコのことなので糞をする場所が決まっているわけではない。それを人間が根性で探し出し、糞からコーヒー豆だけをひと粒ひと粒とり出して焙煎したものがこの「アラミドコーヒー」というわけなのだ。
人間が飲んで汚なくないのか? 衛生的に大丈夫なのか聞いてみたところ、
「高温で焙煎し、さらに高温でドリップするので衛生的にはまったく問題ありません」とのことだった。

実はこのコーヒー、昨年話題になった映画『かもめ食堂』の中でも登場していたそうですよー。小林聡美演じるかもめ食堂の女主人が、おいしいコーヒーを入れるためのおまじないとして教えてもらう言葉「コピ・ルアック」。それが実はこのコーヒーのことで、確か小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりらが3人でこの“幻のコーヒー”を味わう場面もあったと思います!!

ところで、気になるお値段だがその年の収穫量や円相場などで変わってくるので、今年の価格はまだわからないとのこと。参考までに、去年のお値段は50gで2,500円(5杯分)。一見、高価に思えるお値段だが、1杯500円と考えると意外にお手ごろなのではないでしょうか。
今年の入荷時期などはまだ未定だが「お客様からのご要望があれば、ぜひお応えしたい」とのこと。ちなみに、もちろん渥美さんはこの「アラミドコーヒー」を味わったことがあるそうだが、「自然な甘みがあって、なんともいえずまろやか。舌の上でころがるような感じ」と表現しておられました。やはり、コーヒー好きなら死ぬまでに1度は味わってみたい逸品のようです。

吉本の人気若手芸人ばかりが出ている映画『日常 恋の声』って?


先日、ダウンタウンの松本人志=松ちゃんの映画初監督作『大日本人』が話題に。6月の公開を今から楽しみにしている人も多いことだろう。

で、「何度みても面白い映画なので、リピーターを期待している」という、松ちゃん本人のコメントがあったが、何度みても面白い映画といえば……、その前に、あの映画があるじゃないか!

そう、松ちゃんと同じ、吉本興業所属の若手芸人ばかりがキャストの映画『日常』シリーズの新作が!!

『日常』は、昨年2月に公開されると、渋谷の上映劇場ではレイトショーの観客動員記録を塗りかえるほどの人気ぶりで、その続編として製作された『日常 恋の声』が2月3日(土)から公開されるのだ。

『日常 恋の声』のキャストには、前作に続いて出演のケンドーコバヤシ、次長課長の井上、友近、ブラックマヨネーズらに加え、麒麟、アジアン、ハリセンボンなど、今をときめく吉本興業の芸人たちが総出演。また、関西の方々にはとくに馴染み深いであろう芸人たちが他にもたくさん出ているが、あの、友近の噂の彼(ザ・プラン9のなだぎ武)も出演していて、とても良い味出している。また、元モーニング娘。の安倍なつみの特別出演もあり(テレビ東京「娘DOKYU!~絵流田4丁目の人々~」でハリセンボンと共演したつながりから)。

監督は、笹部香監督という女性監督。『日常』シリーズは、2002年に某在阪局の深夜特番として放映されたものから数えると、実は今回が3作目。以前、笹部監督に『日常』を作ったきっかけについて伺ったことがあるのだが、サラリーマンが唐揚げを取り合うだけの、だらだらした“中川家”のミニコントが大好きで、「こういうのばっかり、ずっと見たい」と思ったからだとか!

そんなわけで、『日常 恋の声』もまた、ストーリーというストーリーがない。しかし、話が噛み合わないカップルやら、キャバクラでホステスを口説こうとするサラリーマンやら、地球環境について熱弁する男やら、私たちの日常でもどこか見たことありそうな登場人物と彼らの会話に、思わず共感したり、笑ってしまったりする。

この作品、撮影の段階で大まかな設定は決まっているそうだが、セリフのほとんどは芸人たちのアドリブだとか。とはいえ、彼らの姿はテレビで見るものとはやはり違うので、なんだか新鮮だ。

ケンコバと次長課長の井上演じるストリートミュージシャン、その名も“仮面ドライバー”が歌うコネタ満載?! な曲も必聴! ちなみに、もうけっこう有名だが、実際にケンコバは井上さんにとって師匠であり、そんな2人の相性はミュージシャンとしてもバッチリ! だと思う。

もちろん笑いもいっぱいあるけど、お笑いではない、映画『日常 恋の声』。見終わるとほっこり、やさしい気分になるような、実はまじめにステキな映画なのである。


台湾名物? 「フルーツ鍋」を喰らう


台北市内に「フルーツ鍋」なるものを出す店があると聞いた。
フルーツポンチみたいなヤツじゃない。肉やら魚やらを入れる、あったかいお鍋に、パイナップルやリンゴなど、フルーツを入れるというのだ。

そのお店は「JJ Restaurant」。復興南路にある大型ショッピングモール「微風市場(Breeze Center)」の近くにある、ケーキなどが人気のカフェという。……って、ケーキ屋さんで鍋? いくら果物が豊富な国だからといって、鍋に果物を入れる必要があるのだろうか。
台湾では日本料理も人気で、「しゃぶしゃぶ」の店があちこちにあったりするが、これは何かの曲解なんだろうか。

実際に足を運んでみると、こぎれいなカフェに、確かにそれはあった。3種あったフルーツ鍋のなかから「蘋果鳳梨鍋(リンゴとパイン鍋)」(2人前・498元)というのを注文すると、スープの入ったお鍋がやってきて、店員さんがパイナップルとリンゴをたっぷりとスープに投入していく。

ふいに、甘い香りがたちこめてきて、6歳の娘は「フルーツだ!」とそのまんまな感想をもらした。
キャベツやエノキ、すり身団子などの皿、牛肉(魚介、牛肉、羊肉などから選ぶ)の皿がきて、めいめいに投入して食べるという形式のようである。

ソースはピリ辛のと、自家製のフルーツソースに辛みそを添えたものの2種。もともとサラダにみかん入れるとか、フルーツを料理に使うのはあまり好きじゃないのだが、おそるおそる食べてみると、これが意外なほど、違和感がない。
酸味と辛みと、甘みとが、ほどよくあわさっている。思えば、りんごもパイナップルも料理に使うし、加熱して食べることがあるものだし。これ、「鍋」と考えるから奇食のように思えるだけであって、フツウにエスニック料理である。ちょっと軽めの台湾ビールが、よく合いそうだ。

だが、そうこうするうち、ランチタイムは終了。ケーキバイキングが始まると、店内は若い女の子たちで満席になり、そんななか、私たち家族だけが鍋をつつくというおかしな光景になってしまった。

フルーツ鍋は、体もぽかぽか、意外な美味しさだったが、これを日本に帰って自宅でやるかどうかはちょっと微妙……。湿気が多く、温暖な台湾の街ならではの鍋なのかもしれない。


エレベーターの開閉ボタンのデザインを勝手に提案!


エレベーターの開閉ボタンについて。
パッと見ただけでは、どちらが開けるのか閉めるのか、わかりにくくないだろうか?

たいてい「開」「閉」という漢字一文字か、矢印の記号で表されているアレだ。慣れないエレベーターに乗ったときなど、開けるか閉めるか迷ってしまい、慌てて結局、間違えて押してしまった、なんてことも。そんな私は常々、開閉ボタンてわかりにくいな~と感じていた。

そして、こんなふうに思っているのは自分だけなのかと思っていたのだが、いろんな人にその話をしてみると、ほとんどの人が同意する。

ってことは、やっぱりわかりにくいんじゃない?!
……というわけで、わかりやすいボタンのデザインを、勝手に提案させてもらおうと考えた。

まず、どこがわかりにくいのか?
開けると閉めるの漢字が似ているからだ。その証拠に、たまにボタンの下に「あける」「しめる」といった仮名読みをシールで貼っているところがあるほど。そこまでするなら、最初から平仮名で書けば良いのに……。しかし、デザイン的なところでは階数ボタンと同じ形とサイズがベスト、さらにボタンとしての機能性も考えると、押しやすい一定の面積におさめたい。

そう考えたら、頭文字方式はどうだろう。「あ」「し」というボタン(提案1)。これなら小さい子どもにだって読めるはず! ……と思ったけど、「あ」「し」が並ぶと、「あし」と読んでしまうだろうか。

では次の案。
エレベーターというのは、そもそも乗っている時間が短い。その中で、判断をするこをとふまえると、視覚的に訴える要素が強いものが良いのではないだろうか。

そこで、マルバツはどうだろう。「開」は「○」で、「閉」は「×」とする(提案2)。この形の差が出ることによって、ぐっとわかりやすくなるのでは?!  

また、ときにはカラーで区別しているものもあるが、あれは意外と効果的だ。例えば「開」を青、「閉」を赤、といった具合に(提案3)。単純に四角を赤と青で塗りつぶせばいいのか。信号のように判断すれば、青=通っても良い=開ける、赤=通れない=閉めるというように。

でもこれをするには、開けるは「○」で、閉めるは「×」、または、開けるは「青」で、閉めるは「赤」を表すのだということを、あらかじめ世の中に浸透させなければならない。まず、その作業が必要になるのか。うーむ。浸透すれば、わかりやすさでは両方ともかなり良い線いってると思うのだが……。

そしてまた、ひらめいた。

開いている目と、閉じている目のイラストをアイコンとして使うのだ(提案4)。これなら、反射的に開けるときに開いた目を、閉めるときに閉じている目を押してしまうのでは? でも、エレベーターに開閉ボタンがなくて、こんな目のイラストが突然並んでいたらコワイだろうか。これまた世の中にそのことを浸透させないと、やはり難しいだろうか。

思わず押してしまいそうな点では、一番良い気がするのだが、心配な点としては、目のボタンの下に鼻と口の落書きが増えてしまいそうなところ?!

……実際に考えてみると、誰もがわかりやすいデザインにするってことは、難しいもんだ。

なんだかんだいって、やっぱり開閉ボタンは「開」「閉」が無難ってことだろうか。みなさんはどう思います?

子供の造形教室って何をしているの?


絵画教室とも違う、いま、ひそかに人気を呼んでいるという子供の造形教室とは、一体何をするところなのか? それを確かめに、東京都世田谷区にあるこども造形教室・緑化研究室「深沢アート研究所」へ見学に行ってみた。

自由が丘駅から10分ほどバスに揺られると、住宅地の真ん中に突如「エーダンモール商店街」なる商店の一郡が姿を表わす。駅前よりものんびりムードの商店街に心和ませていると、その一角から「ガンガン、ドンドン」という音。音のする方へ歩みを進めると、そこが目的地、「深沢アート研究所」だった。

ガラガラと引き戸を引いて中を覗くと、壁にズラリと工具が並ぶ作業所のような室内で、トンカチを手に、子供たちが思い思いにガンガン、アルミホイルを叩いていた。立ち尽くす私に、代表の山添 joseph 勇さんとカブさんが説明してくれる。
「ここはアトリエ兼スタジオで、この造形教室自体が、自分たちの活動の一環なんです。深沢アート研究所というアートユニットとして2人でここを立ち上げて、4年やっています。僕は大学時代にアルバイトで幼児教室の先生をしていて、子供の発想のおもしろさに興味を持ち、こども造形クラスを立ち上げました。その後、美術作家のカブさんと共に、本格的なこども造形教室として世田谷区深沢に深沢アート研究所を開設したんです」

「ここに通う子供たちは、幼稚園から小学校6年生まで。これまでは、ポラロイドカメラでお互いを撮影し、それを拡大コピーしたものと、絵をコラージュしたり、ビデオデッキやラジカセなどの電気機器をドライバーや工具で分解し、機械の中身であるモーターやねじ、バネなど様々なものを組み合わせて創るロボット制作など、現代の子供たちの身の周りにあるモノや事柄をテーマに、何を作るかを決めています。今日は、アルミホイルを使って食器や料理道具を作っているところです」

ペラペラのアルミホイルを使って鍋を作るには、まずある程度の強度が必要。そこで、寸胴鍋を作成中の小学校1年生の女の子は、アルミホイルを1箱ぶん全部出して、幾重にも重ね、トンカチで叩いて薄く伸ばし、縦30センチ、横1メートルはあろうかという縦長のアルミホイル板を作っている。また別の男の子は、フライパンのカーブを作り出すために、重ねたアルミホイルの上にセロハンテープを貼り、その上からトンカチで叩く作業に没頭中。
「子供たちには、自由に作るきっかけをつくってあげることが大切だと思っています。こっちが教えてしまうとそこで発想が止まってしまうのですが、自分で思いついたようにやっていくと、どんどん先が広がっていくんですね。この教室の目的は、子供たち自身の発想で作っていくことにあるので、発想を広げるためのリードの仕方には気を配っています」

2時間の授業中、子供たちは私語も少なく、夢中で自分たちの作りたいものを作る。トンカチで叩く作業と、ただのアルミホイルが徐々にかたちになっていくことが、ただただ、楽しいのだ。
授業も終盤に差しかかり、それぞれ作品を完成させていく。作業が終わったら、片付けと掃除。黙々とフライパンを作っていた男の子は、小さいゴミを丁寧にちりとりですくう。掃除も几帳面だ。
「造形はもともと楽しいものだから、遊び要素が多くなってしまうんですが、ここは遊ぶ場所ではないので、最低限のルールを守るように、指導しています」
保護者が迎えにやってくると、それぞれ夢中で今日の報告。ひとり、またひとりと、山添さんとカブさんに手を振って、清々しく帰っていった。

大人の世界の「アート」は、近づき難いものになっている気がしてならない。だが、本来のアートとは、毎日の生活や体の内に潜む、わくわくする感覚、気持ちが研ぎすまされる感覚を磨き、楽しむ行為なのだということを思い知った一日だった。

マクドナルドの「割引クーポン」は、いつからあるの?


マクドナルドでは、期間限定商品のメガマックが、バカ売れにより、1月17日から「数量限定」での販売が決定。買えなかった人への「お詫び」としてクーポンが配られている。
これは店頭でも告知されていたりするのだが、先日、2種のクーポンをもらい、ちょっと疑問に思ったことがある。

それは、「いつからこういう割引クーポンが使われるようになったのか」ということだ。
というのも、ときどき街頭で配られる割引クーポンとは違う、今回の2種のクーポンは、「メガマックの割引券」と「ブレンドコーヒー無料券」。
割引券のほうはカラーコピーで作った、いかにも「急造」な感じのものなのに対し、コーヒー無料券はきちんと印刷されている。もしかしてこっちは以前からあったのか?
でも、これまでもマクドナルドで、期間限定の商品がバカ売れすることはあったと思うが、えびフィレオの“エビちゃんバーガー”とかでクーポンが登場したなんて話、聞いたことがない。

やっぱりこれもメガマックで初めて生まれたもの? 日本マクドナルドの広報担当者に聞いた。
「割引券は、今回、大急ぎで初めてつくったものです。ご存じのように、メガマックは力を入れて売ろうとしていたものですが、12日から16日くらいで限定販売せざるを得ない状況になりました。非常にお客様にご迷惑をおかけして、お詫びの思いとご理解いただきたいという思いから、17日頃からクーポンを配らせていただいてます」

このような割引券は、やはり過去に例がないのだそうだ。では、コーヒー券も?
「実はこちらは以前からありました。といっても、キャンペーンや販売促進などで使ったことはなく、通常は、大々的に表に出るものではないんです。具体的に言うと、まあいろいろありますもので、多目的に、何かあったときに、お詫びとして差し上げるなど、ごく一部で使っていたものなんです」
つまり、メガマック売り切れに対しては、今回特別に作られた割引券と、特別な事情があったときのみ使われてきたお詫び券が、ダブルでもらえるということになる。

出血大サービスなわけだが、こうなると、クーポン狙いで、売り切れを知った上で、注文する人も出てくるのでは? と言うと、広報担当の方は、こう丁寧に説明してくれた。
「現場の店頭レベルではいろいろ判断があるかと思いますが、(単なるクーポン狙いかどうかの判断は)難しいと思うんですよ。それに、ただでさえ、『食べれない』という状況にさせてしまったわけで、十分なお詫びの意味を込めて配っております」

メガマックは当初、2月4日までの限定販売の予定だったが、しばらく続くことになり、まだ終わりは決まっていないそうだ。
お詫びクーポンはありがたいけど、やっぱり一度は食べておかなきゃね。


長野の珍味?! 真っ黒なバウムクーヘン


先日、長野の善光寺に初詣にいった帰り、ふと立ち寄ったお店「九九や旬粋」で珍しい商品を見つけた。真っ黒なバウムクーヘンだ。

「一和(いちわ)・黒」と名づけられたこの商品、おなじみバウムクーヘンのはずが、色が違うだけでなんだか不思議な感じがする。横に白いくるみのバウムクーヘン(一和・白)が陳列されていたので、バウムクーヘンだとわかったのだが、これだけ見ると一瞬なんだかわからないかも。どんな味なのか興味がわいて、早速買って食べてみることに。

ひとくち食べてみると、なんとも決めこまやかでまろやかな口当たり。くるみの風味がたっぷりで美味しい。販売している九九や旬粋によれば、
「米粉を使用した生地に、黒練り胡麻、すり胡麻、竹炭を練り込んで、低温でゆっくりと焼き上げたもの」
なのだそう。だから、これほどきめ細やかでしっとりした口当たりのバウムクーヘンに仕上がっているのだ。

それにしても、なぜ真っ黒なバウムクーヘンを?
「市場にない商品を作りたかったからです」
見た目の珍しさもさることながら、味も今までに食べたことのない風味でクセになる。口当たりも重くないので、我が家でもあっさり完食してしまった。

「輪(和)がひとつになり、平和と幸福を願って名づけました」
という商品名「一和」は、バウムクーヘンの丸い形にもしっくりハマる。写真のパッケージのマーク(一〇)は「一和」を表しているそう。縁起のよいバウムクーヘンは手土産としてもぴったりだし、もちろんおやつに食べるのもいい。

同商品は善光寺の九九や旬粋および軽井沢の旬粋の店舗でのみ販売中。今回訪れたのは善光寺店。お土産物屋さんが建ち並ぶ風情あふれる門前の仲見世通りのなかで、和の風情を感じさせつつもモダンな雰囲気で目をひくお店だ。

店内では、ほかにも様々なお菓子や長野の名産そばおやきやそば、かわいらしい雑貨からその場で食べられるそばクレープまで、様々な商品を取り扱っている。思わず長居をしてしまう楽しいお店なので、長野を訪れた際はぜひお立ち寄りを!