サイト作る時にUIデザインについて悩まされます。そんな時はだいたい無意識に、多くの人が見慣れ/使い慣れてるデザインが良いだろうと、人気のあるサイトのデザイン要素を参考にしたりしますが、これから止めた方が良いという考えに至りました。・・・これだとちょっと語弊があるかな?
例えば、新聞や雑誌をパラパラ読むみたいな閲覧を主目的にしているサイトならそれでもいいと思いますが、アプリケーション的に使われるサイトの場合は今後は止めた方が良いということですね。

思い返してみるとサイトのデザインというと、初期の頃のスタイルシートの無い簡素なシンプルなコードのデザインから始まり、どの辺りから(ITバブルの頃からかな?)なのかは分りませんが、デザイナーが作ったデザインをテーブルにはめ込んで作り込んでいくという形(テーブルレイアウトorテーブルデザイン)になり、そしてここ数年はXHTMLとスタイルシートを使ってWeb標準に準拠した作りにしましょうという風になってきてます。

ちなみに、最近あったネット上であったWeb標準に関する議論に関して言わせてもらうと、私的には重要なのはコンテンツだと思うので別に準拠してようがしてまいがどちらでも良い気がするんですけどね。もし、Googleが「Web標準に準拠したコードを優先的に評価します」なんて事をしだしたら、もっと使える検索エンジンを探してそっちに乗り換えると思います。ウェブサイトの事をホムペと呼んで楽しげに作ってる若い子たちのサイトでも、プロが作ったものでも等しく評価してくれなければ意味が無いですし。

ん、これだとWeb標準なんて意味無いよと言ってるように聞こえてしまいますけど、継続的に更新していくものや文書として永続的に残していくものだったり、二次的利用や複数人で編集するものなら準拠してた方が後々苦労しないと思います。だからと言って声高にWeb標準と騒いだりしなくても、プロならそういった点も考慮に入れたり自ら勉強する(クローズドな情報ってわけじゃないですからね)のが当たり前だと思うので、別にムーブメントにする必要もない気がします。

デザインの話に戻しますね。
視覚的なデザインという視点から見てみると、数年かけてWeb標準までやってきたデザインはグリッド状に配置していくテーブルデザインからあまり変わってないものも、DTPデザインの様に多彩なものまで色々ありますね。
そして、ソーシャルブックマークやソーシャルニュースといったアプリケーションソフトウェア的に利用されるサイトもこの中に含まれていますが、アプリケーション的な利用を想定しているサイト(ウェブアプリケーション)ならこれまでのサイトデザインと全く違った、むしろデスクトップアプリケーションの様なデザインにした方が良いのではないかと思うわけです。

そう考え始めた最初のきっかけは数年前(1~2年前かな?)に fluxiom.com のデモを見て、そして、iPhone の発表を見て決定的になりました。
Apple 曰く、iPhone用アプリケーション=Ajaxで作られたWebサイトという事なんですが(それだけではなくて、密接に統合されたアプリケーションもあるor今後作られると思いますが)、今後もiPhoneの様にWebサイトをアプリケーションとして利用させるというデバイスが現れるとしたら、パソコンのブラウザ上で表現されるウェブアプリケーションのデザインも見直す良いきっかけになるかもしれないですね。

ちなみに、デスクトップアプリケーション/例えばiTunesでAmazonが利用できるとしたら、現状のAmazonのサイトと比べてどちらが継続的利用者数が多いとか、iTunesの様なUIをWeb上で実装したAmazonのサイトと現状のAmazonのサイトと比べてどちらが継続的利用者数が多いとか、UIを研究してる人たちにそうゆう統計を調べてもらいたいですね。
どこかにないのかなぁ。