インクのいらないプリンタなど、画期的な新製品が続々登場
カリフォルニア州パーム デザートで31日、インクのいらないプリンタ、Symantec の『Norton Identity Client』ソフトウェア、それに Web 2.0 型のインターフェースで企業データにアクセスできるよう設計されたサーバ ベースのアプリケーション『Worklight』などが次々と紹介された。
これはすべて、さまざまな技術を利用した新しい製品とサービスの展示会『DEMO 2007 Conference』でのデモンストレーションの一部だ。
Zink Imaging は、この展示会で最新のアイデアを利用した製品を発表した。Polaroid の技術から生まれた『Zink』(zero ink) は、インクを使わない印刷を可能にする技術だ。Zink Imaging が開発したのは、同社が特許を持つ色素粉末の層をポリマーの保護層でコートした特殊な紙で、プリンタの熱だけで画像を再現できる。
Zink Imaging では、Zink 対応製品を2007年後半に発売することにしている。発売する製品の中には、10枚程度の破れにくい防水タイプの Zink 用紙をセットできる小型プリンタを内蔵した、7メガピクセルのデジタルカメラもある。なお、用紙は1枚あたりおよそ20セントで発売される予定だ。
Serendipity Technologies が公開したのは、企業向けアプリケーションをユーザーが慣れ親しんだツールとインターフェースで簡単に利用できるようにし、同社の言う「一般消費者向け」にするソフトウェア製品だ。
同社の Worklight は、安全性と拡張性にすぐれたサーバ ベースのソフトウェアで、同社の言うアプリケーション アダプタを使用して、ERP などのアプリケーションおよびデータ ソースからデータを取り出すことができる。取り出したデータは、RSS、Ajax、Web ベースのウィジェットからインスタント メッセージ、マッシュアップ アプリケーションまで、さまざまな方法で配信される。
IT 管理ソフトウェア企業の Altiris を8億3000万ドルで買収すると発表したばかりの Symantec は、同社の「セキュリティ2.0」ビジョンの一環である、サービスとソフトウェアを組み合わせた『Identity Initiative』の詳細を明らかにした。
Symantec が紹介したのは、シンプルな単一のインターフェースをユーザに提供する Norton Identity Client だ。このクライアント ソフトウェアを利用すると、オンラインで信用情報が提供され、ユーザーはどこからでも安全にインターネットでの決済ができるという。