ダーリンはダメ! 名前が理由で市民権を得られない女性


“ダーリン”という名前が原因で、一人のコロンビア出身の女性がスペインの市民権を得られないでいるという。

数年前からスペインの市民権獲得を待ち続けていたダーリン・ベレズさん(33)は、数カ月前にやっと申込書が受理され、夢が叶うと思っていた。ところが当局から「その名前では市民権を与えられない」との連絡があり、大変ショックを受けたという。

その理由は、現在のスペインの法律で「人にからかわれる可能性がある名前、性別がはっきり分からない名前」は不可とされているから、というもの。名前が登録(承認)されない限り、ベレズさんはスペインの市民にはなれない。

当局はこのため、ベレズさんに聖人の名前に変更してはどうかと提案。しかしベレズさんは“ダーリン”のまま名前を変えるつもりはないという。

「私の名前は、私の個性の一部なのです。変更を強制するなら、バスク語の名前にして当局がどう判断するか見てみたい」とベレズさんはコメント。

バスク語の名前は、かつてスペインがフランシスコ・フランコ将軍の独裁時代にあったころ、長年に渡って使用禁止とされていたもの。しかし現在では一般的に使用されているという。