米連邦税未払いの男性、自宅に立てこもる


10年間に渡って連邦税の支払いを拒否している男性が、裁判所への出頭命令を拒否、その上で自宅に仲間20名とバリケードを作って一週間立てこもっているという。

武器を持って立てこもっているのは、米ニューハンプシャー州・プレーンフィールド在住のエドワード・ブラウン氏(64)。裁判所は木曜日、ブラウン氏と彼の妻であるイレインさんに対し、1996年から総額70万ドル(約8490万円)以上の連邦税の未払いがあるとして有罪判決を下した。

ロイターの電話取材にブラウン氏は、「町税はきちんと全額支払っている。しかし連邦政府には払いたくない」とコメント。

また、その理由については「軍と産業が一緒になって全てをコントロールしているからだ。誰もそれに気づいていない。アメリカ合衆国は今やファシストの国家となった」と話した。

ビル・モース米連邦検事補は、このままだとブラウン夫妻に相当量の禁固刑が言い渡されるだろうと言う。また、妻のイレインさんは歯科医療関係の会社を経営しており、その所得税や従業員への給与税未払いにより、ここまでの金額になっていることを明らかにした。

スティーブン・モニエル連邦裁判所執行官によると、当局がブラウン氏を電話で説得しようとしたが、彼は全く立てこもった家から出てくるつもりはないという。

木曜日の裁判には妻のイレインさんが出廷したが、「夫とは直接会わない」という事を条件に、彼女の息子が身柄を引き取った。