Symbian OS に POSIX ライブラリ導入
Symbian は、2007年1月16日、中国の北京オフィス開設記念イベントを開催し、同社の Symbian OS に POSIX ライブラリを導入することを発表した。
Linux、Solaris、FreeBSD などを含む UNIX プラットフォームを導入することで、既存のデスクトップおよびサーバーコンポーネント、モバイルアプリケーションを他のプラットフォームから Symbian OS に移行する手間が軽減される。
P.I.P.S.(PIPS Is POSIX on Symbian)では、標準の POSIX C API が Symbian OS に提供され、Cプログラマーは、商用またはオープンソースの既存のミドルウェアやアプリケーションを Symbian OS に容易に移行できる。
これは、C および C++ プログラマーが使用する POSIX C API の新しいフレームワークを提供することで実現した。新 API は、業界標準のライブラリである libc、libm、libpthread、および libdl にパッケージされ、パフォーマンスとメモリ使用量を最適化するために Symbian OS に緻密に統合される。
POSIX のサポートにより、Web サーバー、ファイル共有 ソフトウェア、他のモバイル OS をベースとするアプリケーションなど、急増しているデスクトップミドルウェアおよびアプリケーションの Symbian OS への移植が容易となる。
P.I.P.S.のベータバージョンは、2007年第1四半期末までに、Symbian Developer Network からダウンロード可能な .SIS ファイルとして、Symbian OS v9.1 以降向けに提供される。