窃盗団、盗んだ絵画をロシア共産党党首に渡す


ロシアのエルミタージュ美術館から19世紀のフランス人画家ジャン=レオン・ジェロームの作品を盗んだ窃盗団が、ロシア共産党のジュガノフ党首に絵画を送りつけた。同党首ならきちんと返却してくれると信用したからだそうだ。

ジュガノフ党首の側近ユーリ・ペトラコフ氏によると、同党首は額縁から切り取ったジェロームの作品を小包で受け取ったという。

「今日12時頃、匿名の男から電話が掛かってきて、だれかジュガノフの代理で出てきてくれないか、ジュガノフなら必ず絵を戻してくれると信用しているので絵を渡す、というのです」

同氏によると、絵画はジェロームの「ハーレムの浴場」で、専門家に鑑定させたところ真作であることが明らかになったという。

トルコ風の浴場を描いたこの作品は1876年に制作されたもので、エルミタージュ美術館のウェブサイトで見ることができる。