シカゴで使用された絞首台、オークションで落札される


1世紀以上前にシカゴで使用されていた絞首台がオークションに出品され、落札された。

木製の絞首台で、記録では1886年5月4日にシカゴで発生した「ヘイマーケット広場の抗議集会」で死刑判決を下された囚人の処刑に使用されたのが初めてだという。オークションでは「Ripley's Believe It or Not」博物館が6万8000ドル(約791万円)で落札した。

1887~1927年まで、この絞首台で処刑されたのは86人の男性。同広場の労働者抗議集会では8人の警察官が殺害されたが、この事件で死刑判決となった囚人を処刑するために作られたものだという。

警官殺しの罪で死刑判決となったトミー・オコナー(当時31歳)が、死刑執行数日前に脱走。このため絞首台はオコナー再逮捕までシカゴの刑事裁判所の地下室に保存されていた。

絞首刑が廃止された後も、警官を殺害したオコナーは重罪であったため見逃すことはできず、この絞首台は廃棄処分とならずにこれまで保管されていたという。

1977年、裁判所がオコナーはすでに死亡したと判断、これによりシカゴ近郊のテーマパークに売却された。しかし、同パークが絞首台を展示するのはあまりにも気味が悪いとオークションに出品した。

「Ripley's Believe It or Not」博物館はこの絞首台をどこに展示するかまだ決定していない。