日本郵政公社、顧客ニーズに対応したコンサルティング戦略展開
日本郵政公社が販売している普通終身保険の今年4~7月の新契約件数は前年度同期比14.3%増の14万9000件、保険金額は同20.3%増の4250億円となった。郵政公社ではこの要因を「顧客ニーズに適切に対応し、コンサルティング戦略を展開していることが普通終身保険の新契約の増加につながった」と見ている。
普通終身保険2倍型、5倍型は基準保険金額100万円から1000万円までの範囲で、100万円単位で設定できる。保険料払込期間経過後の基本保障は2倍型が基準保険金額の50%、5倍型が20%となる。保険料払込済み年齢を2倍型は60・65・70歳、5倍型は60・65歳から選ぶことが可能。
加入後1年6カ月経過後に特定感染症で死亡した場合又または不慮の事故で被害後180日以内に死亡した場合、基準保険金額に加え、保険料払込期間経過後に支払われる死亡保険金額と同額の「倍額保障」を支払う。
一つの基本契約に付加できる特約は、傷害・疾病・疾病傷害の各入院特約のうちのいずれか2種類と、災害特約を合わせた最高3種類まで。特約の保険料払込期間は基本保障と同じで、同期間経過後の特約保険料の払い込みはない。入院特約の日額は最大1万5000円までの範囲内で設定できる。
郵政公社は同商品を04年1月から発売。同商品の販売に伴い、新契約における普通終身保険の占率が増加。04年度の同保険の新契約件数は前年度比94.9%増の40万3000件、保険金額は同119.6%増の1兆583億円となっている。
05年度は新契約件数が同1.8%減の39万6000件、保険金額が同3.4%増の1兆939億円。06年4~7月の新契約件数は14万9000件、保険金額は4250億円で、販売開始直後の04年度同時期の新契約件数14万4000件、保険金額3796億円を上回る。
郵政公社では同商品の新契約の増加要因を「払込満了後も一生涯にわたり保障する商品内容が顧客ニーズに合致したことに加え、職員がお客さまの生活設計に応じたコンサルティングサービスを展開していることが奏功した」と分析。引き続き「お客さまが抱える万が一のときの不安を解消し、安心して暮らすことができる環境をつくることを目指し、コンサルティングサービスを強化する」方針。