サイボウズのグループウェア、中国で販売開始


サイボウズ株式会社とそのグループ会社のインテグラート・ビジネスシステム株式会社は、中国市場へ本格進出する。両社は、中国に「才望子信息技術 (上海) 有限公司」(サイボウズ上海)を設立し、26日から事業を開始する。同時に、日本語と中国語対応の SaaS 型グループウェア「サイボウズ 弁公系統」を開発、同日より販売する。

サイボウズ上海の代表取締役には、インテグラート・ビジネスシステム代表取締役の北原康富氏が就任。資本金は3,000万円。出資比率はインテグラート・ビジネスシステムが51%、新会社取締役 CEO/CTO の黄淵氏が19%、同取締役の片岡寛氏が15%、同取締役 COO の増田導彦氏が15%となっている。事業内容はソフトウェアの開発・販売・保守など。

今回、サイボウズ上海は、中国市場での販売を強化するため、日本で販売しているサイボウズのグループウェアのインターフェイスをベースに、「スケジューラー」や「掲示板」機能を搭載するサイボウズ弁公系統を開発した。

価格は、初期導入費用が1社あたり500元(約8,000円)、ライセンス費用は10ユーザーまでが月額600元(約9,700円)、年額7,200元(約11万7,000円、いずれも総額)。

発売を記念して、8月31日までに試用版を申し込んだ先着50社に、現状に合った設定やユーザー情報をすべて無料で登録するキャンペーンを実施している。

サイボウズでは、海外市場を視野に入れ、10言語対応の国際版グループウェア「サイボウズ Share360」を開発しているが、日系企業のアジア進出などの影響で、中国をはじめとした国々でグループウェアに対する需要が非常に高いことが判明した、としている。


e-まちタウン、月額2,100円で地域特化型ネット広告を開始


インターネットメディア広告のe-まちタウンは2007年6月22日、同社が運営する地域ポータルサイト「e-まちタウン」の一部地域で、「e-まち看板」(PC 版)サービスを開始した、と発表した。

e-まち看板は、地域に特化した店舗・企業向けサービスで、 e-まちタウン全国288エリア(開始時は69エリアのみ)の、約350に細分化された業種カテゴリごとに広告を掲載できる。

広告が掲載されるe-まちタウンの各ページ自体にも SEO(サーチエンジン最適化)が施され、外部の検索エンジンで地域プラスカテゴリ名などのキーワードで検索された場合にも、検索結果の上位に表示されやすくなっている、とのこと。

枠数は、1エリア1カテゴリにつき、3社限定。ブラウザから申し込みできる。

1地域、1業種カテゴリにつき、月額2,100円(総額)。


ロジクール、ノート PC 用コードレスオプティカルマウスを7月6日発売


株式会社ロジクールは22日、ノート PC 用コードレスオプティカルマウス「V320 Cordless Optical Mouse for Notebooks(V-320)」の新カラー2色、ブラックとレッドを7月6日に発売する、と発表した。

V-320 は、側面にラバー素材を採用しているためソフトで滑りにくく、余分な力を使わずに操作できる構造になっているほか、指に沿う形状のボタンを採用。細かい作業や長時間の使用でも疲れにくく、快適な操作感を持続させる。

トラッキングセンサーは 1,000dpi の光学式を採用し、ワイドタイプや解像度の高いモニターでも、効率的なポインタ操作が可能だ。

さらに最大10m の操作可能距離をもつ 2.4GHz デジタル無線を採用することで、従来のコードレスマウスが不得手であったスチール製デスク上でも安定したワイヤレス接続を実現した。

そのほか、2.4GHz マイクロレシーバーは、使用しない時は、マウス本体に収納することができ、電池切れを発光により予告する LED を搭載するなど、ノート PC ユーザー向けとなっている。また、チルトホイールプラスズームを採用し、垂直スクロールはもちろん、水平スクロール、デジタル写真、Web ページやその他の文書のズームイン/アウトを指一本で操作することが可能だ。

対応 OS は Windows XP、Vista、Mac OS X 10.2.8 以降。価格はオープンプライスだが、ロジクールオンラインストア価格は4,480円(総額)。



百度、市場シェア66.2%に拡大~Google 粘り強く対抗


市場リサーチ会社の iResearch(艾瑞市場咨詢)は24日、検索エンジンに関する調査リポートを発表した。

これによると、百度(baidu.com)が引き続き市場トップであり、競争相手の中では Google だけが粘り強くこれに対抗していることが明らかとなった。

同リポートによると、中国国内でユーザーが最もよく使用する検索エンジンの上位3社は百度、Google、Yahoo!中国となっている。しかし、百度の市場シェアは、昨年第4四半期の62.6%から現在では66.2%に拡大している。

現在、Google だけが百度の強大な圧力を前に市場シェアを維持している。Google は現在、21.2%の市場シェアを有しており、基本的には2年前と同じ水準を維持している。

3位の Yahoo!中国はそれほどの運に恵まれていない。iResearch によると、Yahoo!中国の市場シェアはおよそ8期連続の下降を続けており、市場シェアは10.9%から現在では2.9%に減少しているという。


中国ソフト業界の最大難関は人材問題――McKinsey リポート


McKinsey & Company は、このほど大連で行われた第5回 中国国際ソフトウェア・情報サービス交易会で、あるリポートを発表した。

同リポートによると、中国ソフトウェア業界が直面する最大の難関は人材問題だという。中国はソフトウェア初級レベルの人材は多数有しているが、言語技能やサービス技能など「ハード技能」、および実践能力や問題解決能力、プロジェクト管理技能などの「ソフト技能」などにおいては、先進外注地区との格差がみられるという。

さらに同リポートでは、中国は今後5年間で国外サービス外注発展において34万人の人材不足に直面すると予測している。

McKinsey & Company のグローバル董事兼上海支社董事長である張曦軻氏は、中国の大多数のソフトウェア関連学科の大学生も、卒業後6か月から12か月の養成期間が必要であり、理論と実践の矛盾という問題が存在していると述べた。


トランスコスモス、Second Life アバター派遣で家電サポートサービス


トランスコスモスは、2007年6月26日、同社が提供している Second Life 参入支援で行うアバター派遣サービスの追加サービスとして、パソコンや情報家電、デジタルカメラなどのテクニカルサポートサービスを開始すると発表した。

IT 要素を取り入れた情報家電やデジタル一眼レフカメラなどは、電話サポートだけでは操作方法をうまく伝えきれないケースも出てきている。

Second Life 内では、ユーザーと3D空間を共有し、製品を見ながら説明を実施できるため、実際に店舗に行くのと同等の説明を提供できる。

トランスコスモスは IT アウトソーサーとして、長年にわたり家電・PC などのユーザーサポートを提供してきた。

今回提供を開始する新サービスは、トランスコスモスが最も得意とするコールセンターでのテクニカルサポート分野と、Web サイト制作などを行うデジタルマーケティング分野を融合することにより実現したサービス。

また、3DCG 制作に実績のあるグループ企業、株式会社ウェブスタージャパンのノウハウも活かし、サービスを提供していくという。


重慶 Microsoft 技術センターで人材育成も


重慶は Microsoft にとって西部進出の拠点となっている。

Microsoft(中国)有限公司は、「重慶 Microsoft 技術センター」が21日にハイテク区へ入居すると同時に、市政府と協力覚書を取り交わし、大学で人材育成などの分野でタイアップすることとなった。

重慶 Microsoft 技術センターは、重慶易聨デジタル科技有限公司と Microsoft(中国)有限公司が共同で設立した。

同センターは、Microsoft の先進経営経験や、ソフト企業運営メカニズム、技術成果のサポートを得て、政府、企業、国家機関にソフトウェアや情報技術のサービスを提供する。また、国内外の資源を統合し、重慶市の情報化にとって必要なハイレベルのソフトウェア製品およびソリューションプランを研究・開発する。

Microsoft によると、同センターの目標は「3年以内に重慶トップ、5年以内に国内一流」となることだという。



MSN、Live サーチで日本発新機能「コンテクスチュアル サーチ」を正式導入


マイクロソフトのオンラインサービス事業部は2007年6月26日、同社の Web プラットフォーム「Windows Live」の検索サービスである「Live サーチ」に新機能「コンテクスチュアル サーチ」(仮)を追加、 MSN に正式に導入した、と発表した。

コンテクスチュアル サーチは、サイト上のキーワードに関連した検索結果を自動表示させる、日本発の機能。

MSN 内で事前に設定されたキーワードにマウスのカーソルを合わせると、そのキーワードに関連するサイトが、 MSN サイト内検索、Web 検索、画像検索合わせ最大5件、自動的に表示される。

コンテクスチュアル サーチの実装は、 HTML を数行編集するだけで簡単にできる、とのこと。

新たに検索ページを立ち上げて検索窓にキーワードを入力する必要がないので、検索ステップを短縮できる。

同社では、2月後半から5月後半にかけて、 MSN 映画情報サイト「MSN ムービー」の「2007年アカデミー賞特集」や、 MSN 環境特集「地球温暖化を知ろう」などのページで、試験的にコンテクスチュアル サーチを導入、技術的な検証作業を行ってきた。

ユーザーの反応がよかったことと、技術面や運用面で所定の水準に達したことから、今回の正式導入に踏み切った、とのこと。


オンライン上で CIO 機能を自己診断する「CIO 機能健康診断」


NTT データ ビジネスコンサルティングは、2007年6月26日、CIO サポートコンサルティング強化の一環として無料オンラインの「CIO 機能健康診断」を開始したと発表した。

CIO 機能健康診断は、CIO に期待される多岐にわたる役割を、COBIT(IT ガバナンスの実践規範)や日本版 SOX 法への対応を考慮して概要レベルで網羅した診断テストで、オンライン上で簡単に自社の CIO 機能の強みと弱みを相対的に把握できる。診断料は無料。

診断方法は、32問の設問にそれぞれ5択で回答し、診断開始ボタンをクリックすれば、即座に診断結果レポートをオンライン上で閲覧できるというもの。

設問内容は、COBIT や日本版 SOX 法の対応を考慮し、CIO 機能として必要とされるべき事項を、IT 中期戦略の実現計画、自社内外の関連組織に対する、IT サービスの提案/提供状況、IT 組織体制の管理、外部協力会社の管理、IT 投資管理、IT 技術管理、IT に関わる人材の管理、情報セキュリティの管理の8項目に分類、それぞれの領域について、4問ずつ質問を設けている。

Cisco、IronPort の技術を活用しセキュリティ戦略を強化


ネットワーク機器大手の Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) は、およそ7か月前に買収合意を発表したコンテンツ セキュリティ技術会社 IronPort Systems の資産を、新たな戦略上の方向性に活用しようとしている。

Cisco は25日、IronPort 買収手続きの完了を発表した。IronPort のスパム対策およびセキュリティ対策用のソフトウェア技術とアプライアンス技術は、Cisco のプラットフォーム『Self-Defending Network 3.0』の一部となっている。同プラットフォームは、Cisco の広範なセキュリティ製品を統合したものだ。

Cisco のセキュリティ事業で製品管理担当副社長を務める Mick Scully 氏は、取材に対して次のように述べた。「IronPort の技術で当社が行なっていることは、ネットワーク セキュリティからコンテンツ セキュリティへの拡大だ。当社の現行ソリューションよって、われわれは深いレベルのパケット検査を実現したと捉えており、現在は広範なトラフィックの検査について検討しているところだ」

IronPort の技術により、Cisco は「評価を理解している」企業になることができる。Scully 氏によると、IronPort の技術は評価スコアを算出するための数百に及ぶ指標を考慮しており、コンテンツや Eメールに関するポリシーの決定に役立つという。評価スコアを出すための情報は、AOL のような大規模ネットワークから得るが、Cisco では情報共有プログラムに同意した IronPort の顧客からも情報を取得すると、Scully 氏は述べた。

Scully 氏は IronPort の技術がもたらす力について、Cisco と同社の顧客が悪質プログラムやスパムをこれまでよりも効果的に防ぐことができるようになるとともに、無数のクエリ処理にも対応可能だと説明した。同技術によるソリューションは、企業配備だけでなく、大規模な通信事業者の環境にも適合し得る。

こうした評価技術は、Cisco の『Network Admission Control』(NAC) 構想におけるアクセス制御配備環境の中で、ネットワーク進入許可の判断を支援するため、第1段階のスキャンで役割を担う可能性があると Scully 氏は説明した。また、侵入防止システム (IPS) やファイヤーウォールでも、評価技術を活用することが可能だ。