前からの守備でペースを掴むマンチェスター・シティは終始チェルシーにいいビルド・アップをさせず、チャンスも作らせず、押し込まれても押し返す組織力があった。
チェルシーはカウンターでも前を走っている選手を生かすパスが出せず、ロングボール一本ではシティのディフェンスは崩れない。
均衡を破ったマフレズの美しいFK、アルバレスの落ち着いたPK、カイル・ウォーカーのオーバーラップからのフォーデンの崩し、カウンターからベルナルド・シウバのスルーパスが獲得させマフレズが決めたPK、この半年後にトレブル(リーグ優勝、FAカップ優勝、CL優勝)を達成するチームより走らずに勝利することは難しい。

