アッソインターナショナル代表の芦田です。こんにちは!
経営学者中川功一先生にお願いして、革業界のみんなと一緒に学ぶ
「ASSOアカデミー」も、そろそろ4か月目に突入し、
参加者の意識にも変化が出てきたように感じます。
昨日の講義は「マネジメントとリーダーシップ」
さすが中川先生の教えは、わかりやすくて腹に落ちます。
特に心に響いたのは、
「リーダーシップの追求は、結局、自分らしさの追求にある」でした。
さて、先日こんな記事を読んだので、コピペします。
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他の社員の文句を集めて経営者に大きな声でガチャガチャ言って、みんなのご機嫌を取ることでリーダー気取りになっているようなのは即刻退場いただくのが吉。
他の社員にとっても「とりあえず経営者に文句を言うことが正しいことだ」と変な勘違いをさせてしまう。
退場してもらうことで、妙な考えに汚染された他の社員がセットで去ってしまっても致し方なし。現場監視の手を抜いたツケと考えないと問題はいつまでも残る。
まともなリーダーというのは、周囲に対しての見た目だけのパフォーマンスに走らず、俯瞰的に問題解決するために黙って頭と足を使うもんで、短期的に他の社員から批判が出ようがお構いなし。そういう胆力がないと、事業や現場を本当に良くしていくために何かを変えることなんてできないと思う。
仮にただのパフォーマンスで組織が変わったように見えても、それは表面的な見せかけだけのことで、根本では変わっていないことは数値実績なんかに必ず現れる。
単なるパフォーマーに集まるのは自分たちに都合のいい間だけは近くにいて批判に口を揃えるだけの支持者で、リーダーに集まるのは実際に手助けをしてくれたり何かを変えることに対して一緒に苦労することもいとわない支援者、という違いから、みんなから指名される人物が単なるリーダー気取りの人なのか、まともなリーダー気質の人なのか分かる。
そして、残念ながらリーダー気取りの人というのは、その性根が変わることに期待できない。リーダー気取りの人の行動は「自分のため」が目的で、まともなリーダーが考えるべき「チームのため」「全体のため」とは目的が全く異なる。根本から考えの違うものを矯正するのはハンパな難しさではないし、それができるなら、そもそもおかしな事態に至らないはず。
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この記事には、本当の共感し、強く支持するし、
このタイプのリーダーを多く見て来た。
筆者の指摘するパフォーマンスリーダーの、ゆがんだ仕事観や組織感を強制するのは難しいと思うが、
本質的には、このタイプのリーダーは、自分の中の本質的な弱さを守るために、上司や経営者を攻撃しているケースが多いと感じるので、ありていに言うと、「カラっぽ」な人が多い。
また、自戒の念をもって話すと、まだ経験不足で、自己整理のできていない「カラっぽ」さんを、少し実務が出来るくらいでリーダーに任命する経営陣に問題がある。
これは、任命された本人にとっても、本当に不幸な出来事だと思う。
また、他方で筆者の指摘する「妙な考えに汚染された他の社員」は、もっと可哀そうな状態になる。
「カラっぽ」な人の淡い理解で表面的な意見に追随する人たちなので、その場の感情で、会社を去っても、行くところがない。
仮にどこか違うところで働いても、同じように表面的な意見に翻弄され続け、幸せになることは少ない。
今回の講義で問われた「あなた自身の形を知る」とは、必ずしもリーダーだけに問われるものではなく、
すべての社会人に問われることなのではないだろうか?
また、私を含め、現在その立場にある人達は、心して学ばないと、
そんなことは知らない、とか、自分とは関係ない、など無知を武器にしているとすれば、
一刻も早く自分の足らずを埋める努力をするか、その責を自ら下りないと、
無知という罪を犯してしまう可能性があると感じました。