11月6日 入港!
葦船ひかり
最後の帆が、あがりました。
11月6日(土)、日の出とともに出立し、目指すは最終の入港地、神社港(かみやしろこう)。
外宮から続く勢田川の河口で、古来よりおかげ参りの海の玄関口として栄えたところです。
現代のおかげ参りの終着として、まさにふさわしい場所でしょう。
陸に近づくにつれ、ところどころで、見守ってくれる人の横をすり抜けます。
現在は海の駅として整備された港に、葦船を待ち受けるたくさんの人。
3日前に名古屋港から送り出してくれた皆さんが、はるばる伊勢まで来てくださっていたようです。
さらに、伊勢市、そして港再生に取り組む地元NPOの皆さんが、地域の皆さんにも声をかけてくださって。
最後は手に手に櫂を取り、息を合わせて漕ぎ進めます。
エーファイ、ヤーフーの掛け声が、航海の間にだんだんと大きく・揃うようになってきました。
うれしかったのが、港に待つ皆さんが「エーファイ」と声を出してくれたこと。
港の声に、船上から合いの手を入れるように、慎重に桟橋へ入れていきます。
船を無事に着けると、港から拍手が。
皆で船上に立ち、「ありがとうございました」と礼。
船づくりの最中、会場にお立ち寄りくださった皆さんに書いていただいた葦のメッセージを手に、
ついに、伊勢の地に立ちました。
このあとは入港セレモニー。そして、神宮へ・・・。
続きは、追って。