冷えきった 軀合わせて 愛確かめて

心の灯ともす 初雪蔓





明日は来る ずるい男の 薄情け

嘘とは知れど 待つこの身かな





群肝の 心隠して 笑顔を見せつ

忍ぶ逢瀬の 時は短し





解き衣の 乱るる吾に 頬染めし

抱きにし君の 胸に埋まらん





許されぬ 恋とは思へど 忘られず

帰る背中に 縋り付きたや