
12月12日発売のゲッサン1月号にて「嘘つきは殿様のはじまり」15話掲載中です。
よければよろしくお願いします。
この回を描くにあたってお姫様の生活習慣を調べました。
高貴な身分の女性は楽器ができるくイメージがあったので、教育係的なばぁやが清姫に琴を教えるエピソードを考えました。
音痴な女の子ってかわいいなぁと。笑
しかし、調べてみると、音曲のたぐいは個人の趣味ではあっても、武家の娘がやるべき「習い事」ではないらしいです。
むしろ、琴や笛は「遊び」の延長上にあるみたい。
「葵徳川三代」で秀忠の趣味である「鼓」を「そんなの天下の将軍がやる趣味じゃねぇ」と家康がたしなめる演出がありましたね。笑
そんなこんなでお姫様のやるべきことを調べてみたら
8代将軍吉宗が調べさせた当時の実地調査報告書に「武家の女のあるべきたしなみ」として書いてあったのが「裁縫」です。
戦場で痛んだ夫の服や戦道具を修復できるような妻であるべきってことなんでしょうかねぇ。
漫画の演出としては絵的に地味だけど、裁縫でいいかぁと思い採用。
清姫が裁縫は苦手なエピソードをつくり、そこから高価な反物を氏信にチョイスさせる演出につなげてみました。
「裁縫が苦手な清姫様でも殿方が選んだ反物でなら、最後まで小袖を仕立てることができるやもと考えたました」
、、、と、教育係のばあやの発案。
これはこれでしっくりきたので、そのネームを提出すると、ページ数の関係で裁縫のエピソードはまるまる全ボツに。笑
ばあやは存在自体が削除され、反物を氏信にチョイスさせるエピソードだけがのこりました。
あくまで、嘘殿は小太郎を中心とした「小太郎の成長モノ」であり、井伊家や、殿様世界の現状の説明などの要素は削除していこうって話ですなぁ。
こんなカンジで調べたけど使えなかったエピソードや小ネタが毎月いっぱいでてきます。
他で使えないかなぁと思いつつ、資料の本ばかりが増えていきます。笑





