ノリもミコも、週明けに比べるとだいぶ元気になってきました。
詳しいことは話さないけど、ミコはミコで、解決方向に向かっているようだし。
ノリちゃんは、基本、気にしすぎなところがあるので、相手にそこまで深い意図がないことが分かって、気が楽になったようだし。
ミコの食欲が、まだ全開、というところまでいかないのが、心配ではあるけどね。
ノリちゃんは明日の校外学習、「やだー」と言いながらも、楽しそうに準備をしてました。
雨がっぱを持ってかなきゃいけないんだけど、小さいころに使ってたのを持ち出してきて。
着れるサイズか確認しなよ、と言ったら、広げたカッパを元の形に折りたためなくなって、キッチンの床で四苦八苦。
そんな不器用なところは私そっくりです。
申し訳ないね。
カナのお迎えは15時半。
教室でのんびりしてきたのか、いつもより10分ぐらい遅く出てきてきました。
帰ろうと思って、カナを乗せて車を駐車場から発進させたところで。
「あ!マサだ!母さん、戻って遊んじゃダメ?」
校庭で遊ぶお友達を発見したらしく、お願いしてきて。
「うーん」と、今日の予定を考えていると。
「だって、マサ、1人だったよ?1人でブランコに座って、頭がっくり下がってて」
なるほど。
「でも、カナも母さんの迎えが遅くて1人で待ってる時、あるでしょ。迎え、すぐ来るんじゃない?」
とは言ってみたのですが。
「オレは1人でも遊べるけど、マサはいつも友達と一緒にわいわい遊ぶタイプだから、1人じゃかわいそうだよ」
そこまで言われたら、特に予定もないし、ダメという理由もなく。
「じゃあ、コンビニでコーヒー買ってきて、あとは駐車場で待ってるから」と言って、車を駐車場に戻すと。
「分かった!」と言って、元気よく飛び出していきました。
コーヒー買って帰るまで、多分、往復で10分。
駐車場に戻ってから、カナが帰ってくるまで、そこから更に30分。
「ずいぶんたっぷり遊んだね」と言うと。
「母さんが言ったとおり、母さんの車が出てってすぐ、マサのママが迎えに来て帰っちゃった」と。
え。
じゃあ、この30分は何待ち?
「そのあと、別の友達と遊んでたんだけど、その子もすぐ帰って、あとは母さん来るの、待ってた」
いやいや、母さん、ずーっと駐車場で待ってたけど。
しかも、だだっ広い駐車場のど真ん中に1台だけ。
チラッとでも駐車場を見たら、発見しないのが難しいぐらい、ドドーンと。
30分間、お互いにお互いを待つという、無意味な時間。
「なんで確認しに来ないの」と聞いても「学校では何回か確認したけど、駐車場までは来なかった」という、よく分からない返事が戻ってくるし。
いや、無駄な時間を過ごしました。
お友達思いなところまでは良かったんだけどなぁ。
母思いが足りないなぁ。