経験上の自論なのだが。。。


仕事の取り組み方で、

好感がもてるのは、

「素直さ」「一生懸命さ」、

この2点であると思う。


どんなに出来なくとも、

この2点があれば、

必ず成長する。


反対に、このたった2つの気持ちがないと

いつまでたっても成長しない。



******************************



かつて、私の後輩が、

たまに会うと口にすることがある。


『望月さんといえば、「ない」は「あり得ない」から。』


あー、確かに印象に残るくらい言っていた。


例えば撮影に必要な小道具。、

探したけど、みつからない。


その時、「なかった」と帰ってくるのか、

懸命に探すのか、

代用となるものを考えて相談するのか、


行動は人それぞれだが、

私は何かしら、そのために動いたプロセスと

何かしらの答えを期待する。


結果的に

「ない」だけで済ますないということである。


その意図をきちんとわかり、

行動してきた後輩は、

現在、さまざまなドキュメンタリー番組を手掛ける

立派なディレクターに成長した。


自分以上に。


自分が育てたわけではない。

後輩が、さまざまな人の話に耳を傾け、

素直に一生懸命に行動を選択し、

目指す道に向けて努力を続けてきたからだ。


今も語り草となっている「ない」は「あり得ない」という

一見、厳しい言葉を私は好きになっている。


その後輩のおかげで。



******************************



一つの言葉を、どう受け止めるか。


受け止める「素直さ」「一生懸命さ」を

私は、何歳になっても忘れたくない。



生涯、成長。



それが自分の本能。

子どもたちのために。

社会のために。

自分が出来る精一杯のことをしていきたい。



そう思う。