経験上の自論なのだが。。。
仕事の取り組み方で、
好感がもてるのは、
「素直さ」「一生懸命さ」、
この2点であると思う。
どんなに出来なくとも、
この2点があれば、
必ず成長する。
反対に、このたった2つの気持ちがないと
いつまでたっても成長しない。
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かつて、私の後輩が、
たまに会うと口にすることがある。
『望月さんといえば、「ない」は「あり得ない」から。』
あー、確かに印象に残るくらい言っていた。
例えば撮影に必要な小道具。、
探したけど、みつからない。
その時、「なかった」と帰ってくるのか、
懸命に探すのか、
代用となるものを考えて相談するのか、
行動は人それぞれだが、
私は何かしら、そのために動いたプロセスと
何かしらの答えを期待する。
結果的に
「ない」だけで済ますないということである。
その意図をきちんとわかり、
行動してきた後輩は、
現在、さまざまなドキュメンタリー番組を手掛ける
立派なディレクターに成長した。
自分以上に。
自分が育てたわけではない。
後輩が、さまざまな人の話に耳を傾け、
素直に一生懸命に行動を選択し、
目指す道に向けて努力を続けてきたからだ。
今も語り草となっている「ない」は「あり得ない」という
一見、厳しい言葉を私は好きになっている。
その後輩のおかげで。
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一つの言葉を、どう受け止めるか。
受け止める「素直さ」「一生懸命さ」を
私は、何歳になっても忘れたくない。
生涯、成長。
それが自分の本能。
子どもたちのために。
社会のために。
自分が出来る精一杯のことをしていきたい。
そう思う。