今年は「夏休み」を感じる日々を送っている。

子どもたちと毎日接しているからだ。


ひと夏の夢を追っている。


熱いエネルギーを肌で感じながら。




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2011年の夏は密着取材三昧。


1クラス分ほどの子どもたちが、

この夏休み期間中に

ある初舞台に向けて集中稽古を行っている。


時期がきたら告知するとして、

小学4年から中学1年までが、

ダンス・歌・演劇のレッスンに集中する毎日。

明るくのびのび、子どもらしく。


よくTVで見るようなスパルタではない。

子どもたち自らが感じ、考え、

自発的に芽が出るまでを待つ育て方だ。


言葉で言うのは簡単。

でもそこを我慢しているという。

子どもたちが「気づく」のを待っている。

いつか「気づく」まで。




実は、昨日のブログでも書いた

「嫌われてもいいからさ!」と発言した子どもは、

中学1年生。


もう一人、

同学年のライバルであり親友と共にリーダー的存在だ。


彼女たちは、非常に大人である。


稽古を楽しみながらも葛藤する毎日。
中学生ともなれば、
勉強・部活とも両立しなければならないし、
年上としての自覚の中、
好きな事を続ける苦しさを13歳で感じているであろう。

私は、毎日カメラを回しながら、

ともに舞台をつくりあげる気持ちでいる。


ディレクターの密着スタイルは様々あって、

何が正解なのかはわからないが自論はある。


今回、子どもたちの成長を一つのテーマにしている中、

その子どもたちに愛がなければ、

カメラを向けることはできない。


人知れず涙を流していても状況を考えてカメラを向ける。

涙を流すその想いを、同じ想いで受け止める。

そうでなければ、言葉などかけられない。

真摯さが少しでも欠けている自分がいたとしたら、

決してカメラなどは向けられない。

向けてもいいかどうかの判断も出来ないのだ。


とことん「共に」。

これが、今の自分流、密着スタイルだ。


涙という一つの感情が現れた先には、

人は誰でも大きな気づきが待っている。

悲しい涙、嬉しい涙、悔しい涙、

すべてに気づきがあるからこそ涙は流れるのだ。


心の動きを、ひと夏できりとる。

今、私が情熱かけていることである。

涙ばかりではない。笑顔という喜びある瞬間まで。



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「感動」のスウィッチ!

リーダー的存在の2人ベル

屈託のない笑顔を向けたり、

時にはゾクっとするような大人の顔を見せて、

自分の考えを発言する。



昨日の昼休み、さけるチーズを食べていたが、
思わず一緒に酒を飲める日を

つい心待ちにしてしまったラブラブ


「感動」のスウィッチ!

こちら!元気あり余る小学生コンビヾ(@^▽^@)ノ


33人の子どもたち~!

2011年の夏に経験したことは、

一生に刻まれるぞ!大きな宝だぞ!


さぁ、舞台まで残り2週間をきった。
私も精一杯、

この夏を子どもたちと共に過ごしたいと思う。