ラジオから、懐かしい声が流れてハッとする。
東京湾を撮り続ける水中カメラマンの第一人者だ。
一度だけ、
ご自宅でインタビューをさせていただいたことがある。
温暖化が進んだといわれる海の中について
お聞きした。
その海の生物の話とは別に、
水中ヌードを見せてもらった。
水の中で人魚のように泳いでいる裸体。
それはそれは、美しかった。
(この画像でご想像を^^)
「水中だと圧力によって腰がくびれて見える。
そしてなぜか胸も大きく見える。」
そう中村さんは語られていた。
確かに。
ふくよかで丸みのある胸が美しく、
これぞ芸術だなと感じた。
ラジオからの声を聞いただけで、
ここまで鮮明に記憶が蘇るほど、
インパクトの強い美しい写真だった。
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この水中ヌードの美しさについて、
早速、身近な男性に話してみた。
しかし。。。
どうも反応がいまいち。
ヌードを見る、想像するという感性が
一般男性と女性とは違う!?
わかったことは、
水中でヌードというのが
非日常なので、想像しがたいということらしい。
日常的なものであれば、
エロティシズムという感性が働くのだろうか。
そもそもヌードの視点が
一般男性と女性では違うようだ。
中村さんのように芸術的な感性がある人もいれば
ない人もいる。
いずれにしても、
想像できないものは伝わらない。
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男目線、女目線でつくられた商品やサービスが
世の中にはいっぱいある。
その中でも、どんな人をターゲットにするかで、
伝えるメッセージが、まるで違ってくるのだろうと、
今回の水中ヌード話から気づいた。
その人に響く言葉、
想像しやすいシチュエーション、
音楽であったり、香りであることも含め、
伝わることって大切だ。
だから、
細かくしぼったターゲットにしないと、
伝えたいことが伝わらない。
想像さえもしてもらえないのだ。
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最近、自分のちょっとした心がけ。
ラジオ → 中村征夫さん → 水中ヌード → 男性ヒアリング
連想ゲーム的な先には、
ヒアリングを必ずしている。
そして、自分の仕事に置き換えて考えてみる。
これ、ちょっとした楽しみヾ(@^▽^@)ノ