京都 祇園白川 『巽橋』→『なすありの径』 ついでに浅見光彦の話も | Sepia Wind deux

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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

年が明けて、はや9日・・・。
ブログ書かなきゃ・・・、とは考えていたんですがネタがなかなかなくて。

まあ、一昨年ぐらいまではこのブログ、月1更新ぐらいの亀ペースでしたから・・・。
それが昨年は月2~3ぐらいまでペースアップしてましたから少しは改善しているかと(笑)


今年もできればそれぐらいのペースでアップしていきたいものですが。


で、新年最初の写真は、昨年9月にアップした四条河原町→祇園白川→三条通→南禅寺前→哲学の道→銀閣寺ルートのつづきですね。


 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

今年の一枚目は京都祇園の白川界隈。これが有名ないわゆる『巽橋』。

有名な観光スポットではあるんですけど私、山村美紗サスペンスで見るまでどういう場所か知らなかった・・・(汗)

 

 

で、次の二枚はその『巽橋』に向かう途中。

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

四条大橋から川端通を北上するとすぐに小さな川があります。それが白川。

ここで踵を東に向けると、こういった川沿いの道、『白川筋』って言うんですか、その道に沿って行くと目的の『巽橋』があります。

 

 

というか、この『白川』。このまま東に向かって伸びていくんですが、その先はいわゆる『岡崎疏水』につながり・・・。

さらにそこから北上して京大の東、東大路のさらに東にあるメイン通りの白川通の北方、いわゆる北白川の先まで続いてるんですね。

 

学生時代、北白川には先輩や同級生がけっこう住んでいたこともあり、私もその界隈はよく出没していました。

当時は北山通りと並ぶおしゃれな通りというイメージでしたが今はどうなんでしょうね。

 

そうそう白川通と北大路の交差点は三叉路なんですがそのあたりに無国籍料理の『カプリーチョス』って店があって何度か来た記憶ありますね。

もうなくなってしまったようですが。

 


 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

こんな感じで新郎新婦?とそのご家族らしき方々が、プロっぽいカメラマンに撮影されておりました。

でもずいぶん早い時間よね・・・。たぶん私と同じで、人出が少ないうちに、ということなのでしょうかね。



 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

真ん中右に映ってるのが辰巳神社。



 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

これはその辰巳神社を裏側から。

神社の前は人がけっこういて正面から撮れなかったのよね・・・。

 


といいますか写真・・・、特に去年は出かけた回数が少なかったので在庫もそれだけ少ないという・・・(汗)

今年は動画写真目的単独だけではなく、コンサートの日程に合わせて出かける旅も考えていますのでその分昨年よりはお出かけ回数も増えるだろうとは思っていますが・・・。
 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

で、この白川が北東に向けてジグザグつづくのですが、あくまでもこの白川に沿って歩いていきます。

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

花見小路付近から東大路までの白川沿いを『なすありの径』と呼ぶらしい・・・。

 

 

ここに架かる『有済橋』のたもとに佇む『なすあり地蔵』。

調べると、昭和29年の水道管工事の際に地中から発見された石仏なんだそう。

 

かつてこのすぐそばにあった京都市立有済小学校の校歌の歌詞に「たえてしのべばなすあり(済(な)す有り)」。

 

気が遠くなるような長い月日を地中で耐え忍んで過ごした石仏に敬意を表して、この地名の『有済』と語源の『なすあり』にちなんで『なすあり地蔵』と名付けられたとか。

 

勉強になりました。些細なものでも調べてみるもんですね。

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 

 

Leica M-P Typ240 Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical

 

『なすありの径』の白川沿いにもけっこうおしゃれな店もありますね。

緑のもみじが朝の光に照らされてまあきれいなこと。

 

それはそうと、山村美紗サスペンスだけでなくいろんなテレビ番組で、こういう旅の観光名所等を知ることができたのは幸いだったと思っています。

 

それまで私、テレビってほとんど見なくて・・・。

まあ私数年前にちょっとした事故で、網膜が破れて裂孔をレーザーで固めているんですね。

 

その前の手術で近いところが見にくくなったこともあり、本は読まなくなってしまった・・・。

まあメガネかければ見れるんですけどね、ちょっとめんどいので。

 

で、夜とかテレビを見ることが多くなったんですが、これ意外と『人間万事塞翁が馬』的かなと。

特に何度も言ってる『浅見光彦シリーズ』は浅見光彦自身が『旅と歴史』という雑誌に寄稿しているルポライターということもあり、ネタが歴史系のものがけっこう多くて。

 

 

 

Leica M-P Typ240 Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical

 

白川沿いに東大路を越えてまっすぐ行くと『知恩院』があります。

 

 

たとえば『高千穂伝説』とか、『古事記』におけるいわゆる天孫降臨?

 

高天原に住んでいる神々が地上に降臨した場所が宮崎県の高千穂であるとか、私知らなかったんですよ。私、世界史をとってたからというのはありますが・・・。

 

で、その降臨した神は天照大神の孫のニニギノミコトで、そのニニギノミコトのひ孫が神武天皇。

 

神武天皇の東征ってあるじゃないですか。

あれも九州から軍を率いて大和国を目指すわけで、なるほどこれで整合性がついてるのね、という感じで妙に納得してしまった(笑)

 

まあ高天原の神々とか神武天皇も基本的に伝説で創作的な意味合いが強いんだろうとは理解してますけど、そういうことを調べるきっかけが浅見光彦だったと(笑)

 

他にも後鳥羽上皇が隠岐に流される際、反幕府勢力の襲撃を恐れて本人とダミーに分けて別ルートで移送した話とか。

卑弥呼の墓の可能性のある箸墓古墳の話とか、けっこう歴史ロマンを知るきっかけになるものが多いんですよね。

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

今回は知恩院には寄らず、このまま川沿いに北東方面に進み、三条通の手前付近で一枚。

 

 

このあと遠見に平安神宮の大鳥居を眺めつつ三条通りを右折し、蹴上経由で南禅寺方面に向かいますが長くなるので今日はこのへんで。

 

あと、『浅見光彦シリーズ』ですが、昨年私が録画しそこねた中村俊介さんの『天河伝説殺人事件』も早い時期にまた放送してくれそうでそれも楽しみ(笑)

 

というわけでみなさま、今年もどうぞよろしくお願いしますね。