小泉今日子さんと永瀬正敏さんが夫婦役を演じた『毎日かあさん』の完成披露試写を見に新宿ピカデリーに行ってきましたニコニコ

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【あらすじ】
漫画家・西原理恵子さんの実話を基に描かれた家族の物語。ふたりの子を持つ母親であり、元戦場カメラマンの夫を持つ妻・西原を主人公に、家族と夫婦の絆を描く。
映画は、単行本の4巻「出戻り編」を中心に描かれる。子育てと仕事に忙しい日々を送るサイバラ(小泉今日子)だが、夫の戦場カメラマン・カモシダユタカがアルコール依存症で入退院を繰り返し、ついに離婚することになる。カモシダは依存症を克服して帰ってくるが、今度はがんを発症。家族に悲しい別れが来ることになる…


『毎日かあさん』は漫画を読んでいて、泣かせるのではなく、受けとめて生きていく西原さんと家族がいいなあと思っていました。

映画で小泉さんがやると知って、「きれいすぎるだろ~」と思ったんですが、キョンキョン、すごいよ!!ほとんど化粧をしていないので浅黒い感じの肌としわを隠していない。かっこいいなあ。服もほぼジャージなんだけど、子ども二人を持つ母の力強さをちゃんと感じます。

悲しいことがたくさん起こるのに泣くことはほとんどなく、さらりと受けとめて生きていく、西原さんと同じ面影を感じます。

小泉さんは、アイドル時代にかわいい役やとんがった役が多かったように思います。小泉さんの笑い声は、かわいいけど、ちょっと渇いた感じがするから、さめた役や複雑な役をやったら面白いだろうなあ、と思ったことがあって、最近はそういう役が多いので楽しみにしています。

この映画も小泉さんの魅力と演技が屋台骨となってしっかり支えられているなあと思いました。

久しぶりの永瀬さんもアルコール依存の狂った部分と本来の穏やかな部分の演じ分けがうまかったです。がんを患ってからの減量は鬼気迫るほどでした。なんと2週間で12㎏痩せたそうで、骨と皮だけ。痩せながらもアルコール依存を克服して、顔がとても穏やかになったのが素敵でした。

子役二人も頑張っていました。天然の兄と聡明な妹に救われるシーンがたくさんありました。

何気に小泉さんの母役の正司照枝がとぼけた感じながらも家族を見守る素敵な演技。話し方が独特で温かみを感じます。

エンディングで永瀬さんが家族をとった写真、西原さんのご主人がとった写真、実際の西原さんとご主人、最後に映画の家族写真が写されたのが印象深くてよかったです。

どんなことがあっても家族は家族、見捨てず最後まで連れ添ったのは正直すごいと思います。家族の形は色々でいびつでもいいんだなあと思える作品でした。



上映前に舞台挨拶があり、小泉今日子、永瀬正敏、矢部光祐、小西舞優、小林聖太郎監督と原作者の西原理恵子が登壇しました。アナウンサーはテレビ東京の大橋未歩さんです。

小泉さんはサテンの赤のミニワンピですごくかわいい。

まず観客への挨拶で小泉さんは「猛暑の中、ひと月『毎日かあさん』を演じ、世の中のお母さんたちはこんな大変なことを一生やり続けるのかと途方にくれました。そんなお母さんたちを応援するような映画ができたと思います。」と笑顔で挨拶し、永瀬さんは来てくれた観客にお礼を、子役の二人もしっかり挨拶してくれました。

西原ファンを公言している小泉さんは映画のオファーを受けた時、「いやいやいや、やらなくていいんじゃない?西原さんにはかなわないもの」と躊躇したそうです。実際、演じることになって、「西原さんの作品は大好きでほとんど読んでいたので、実際、演じるに当たって西原さん自身にはかなわないと思った。一から組み立て直して漫画家であり、子供がふたりいる…とひとつずつ役作りをしました。本当にそういう風に挑まなくてはいけないくらい素敵な人なんです。」と言っていました。永瀬さんは実在の人物をやるに当たって、カメラの勉強やアルコール依存症について学んだそうです。12㎏の減量も「役者としては当たり前のこと。良い芝居をやろうということよりは、鴨志田さんに失礼のないように全身全霊を込めて演じました。」と真剣に語っていました。

その永瀬さんの演技に原作者の西原は「永瀬さんは私だけしか知らない彼の表情や仕草を演じていて、どうしてできるんだろうと不思議でビックリしました。彼はいろんなことがあってやっと家に帰ってきたんですけど、またすぐ出て行かないといけなくて、困った表情をしたり、息子の靴下を写真に撮ったりしていたんですが、それが映画に出ていた」と永瀬さんを絶賛していました。

子どもたちは撮影中、小泉さんと永瀬さんがたくさん遊んでくれて嬉しかったと言っていました。それについて小泉さんは「本当の家族に見えるよう、それだけを心がけていたので、ずっと一緒にいました」と振り返りました。

小泉さんが言っていたように映画でも完成披露試写でも和気あいあいとしていて、本当の家族みたいでした。小泉さんと永瀬さんからは子どもをあまり連想できなかったのですが、子役の二人が言葉につまったりすると肩に手を置いたり、笑顔で見つめたりとほのぼのな雰囲気でした。

楽しいアットホームな挨拶を見て、幸せな気持ちで帰路につきましたニコニコ

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