大人になってわかること | SUV女子ライフスタイルノート

SUV女子ライフスタイルノート

子どもの頃からSUVが大好きな女子が、そのまま大人になり、お気に入りの愛車とともに過ごす日々。
ドライブのこと、食べ物のこと、映画のこと…
SUV好きのライフスタイルと"大好き!"がいっぱいのブログです。

愛車歴
ラシーン→エクストレイルGT→CX-5



駐車場の彼岸花、いつの間にかこんなに沢山になっていました。
増えれば増えるほど、とっても綺麗です。


さて、タイトルのお話。

今日ふと、中学生の頃に、9歳年上の友人と交わした会話を思い出しました。
(あ、因みに相手は男性ですが、サークル繋がりの知り合いで、決して怪しい関係ではありません!笑)

当時彼は、


(インターネットより)

恐らくこんな感じの(もっと旧かったかも)、真っ赤で小さくて、中も外もとっても旧い軽自動車に乗っていました。
安ーーくで買って、治しながら乗ってたみたいです。

で、昔から四駆やレトロデザインの車が好きだったアシーンは、その時デザイン的な魅力をその車から全く感じられず、ただただ古くて小汚い車にしか思えなくて。
そして彼も、そのポンコツ加減をネタにして話すので、
「買い換えればいいやん!」って、ある日言ったんです。

そしたら、その時返ってきた返事は、
「うーん。いやー、でも、シートとか部品とか、色々パーツも変えてるし…なんか、治せば治すほど愛着がわくって言うか…」
と、なんとも歯切れの悪いもので。
最初は直ぐに乗り潰すつもりで買ったものの、どうやらちょこちょこ手をかけているうちに、愛着がわいてしまったようでした。

その返事を聞いた私はその時、彼の言っていることが、正直理解できず。
治すのにそんなにお金を費やすなら、そのお金でもっと良い車が買えるだろうに…と、腑に落ちない気持ちでその時の会話を終えたのですが…

今ならその気持ち、とっても分かるな、と。

手をかければかけるほど、何だかちょっとした不調すら可愛く思えてしまうようなそんな気持ち、大共感です。
きっと子どもの頃は、古くなれば当たり前のように新しいものが買ってもらえて、"治して治して使う"という経験に乏しかった為に、彼の言葉にはあまりピンと来なかったんでしょうね。
「子どもにはこの気持ち、分からないだろうなぁ」と思いながら返事に困ったであろう当時の彼、ごめんなさい。笑

そんな彼も、今や立派な30代のおじさんで。



今の愛車は白のrx-8。
お金は掛かるけど、好きな車に乗れるって幸せなことだよね、と、話したりします。
私がはじめてジョナサンを御披露目した時も、ラシーンは好きな車だと言っていました。

あの時の会話は、きっともう忘れてしまってるだろうけど…

同じ価値観を共有出来るようになった事、そして、ものを大切に思う気持ちを持てるようになった事。
私もそれだけ成長し、大人になったんだなぁと、何だか感慨深くもあり、同時に、とても嬉しく思います。



Byラシーンといっしょ