大橋トリオ『Colors』 | SUV女子ライフスタイルノート

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子どもの頃からSUVが大好きな女子が、そのまま大人になり、お気に入りの愛車とともに過ごす日々。
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愛車歴
ラシーン→エクストレイルGT→CX-5

蒼い光に照らされながら
ゆらり君の髪揺れる
ちぎれた花びら赤く染まれば
黄昏 君の夢を見る

遠ざかる記憶の中で
回り続けた日輪草
耳を澄ませて聴こえてくるのは
懐かしい歌よ

辿り着いた君の心に浮かぶ涙を
雨は流して虹んだ空へ
数え切れない大切なことを
想い重ねて 空の向こうへ

白い光は闇を遮り差し込んでゆく
君の方へ オレンジ色の風に流れて
溶けてゆく夢のかけら

遠ざかる記憶の中で
探し続けた夏のにおいを
耳を澄まして聴こえてくるのは
懐かしい歌よ

辿り着いた君の心に 浮かぶ涙を
雨は流して 虹んだ空へ
数え切れない大切なことを
想い重ねて 空の向こうへ



大橋トリオさんの『Colors』。





車の中で聴きながら、メロディーが柔らかくて、優しくて、でもなんだかちょっと切なくて。
良い曲だなぁと思いながら改めて歌詞をみてみると、噛み締めながらゆっくり、何だかじわーっと暖かなものが心に流れていくのが分かりました。
そして、夏が終わる頃の、夕暮れ時の、心地よくも何だか少しキュンと切ない感じ。

たぶんこの歌はがむしゃらに、がんばってがんばってがんばってがんばって…がんばり抜いたその先に見える景色。感じる匂い。

その結果が望んでいたものでも、手が届かなかったものだとしても。
精一杯、これ以上はもう何も出ない程に力を出し尽くしたその人だけに、感じられる熱い思いと、達成感と、そして気持ちよくも、ちょっとだけ寂しくて切ない風の匂い。

がむしゃらな中で沢山傷つき、沢山泣いて、沢山悩んで、沢山苦しい思いをして。
でもその中で人の温かさを知ったり、出来るようになったことがあったり、自分のことも少しは好きになれたりして。
辛かったけど、0じゃなかった。
やってよかった、って。
きっとそんな感じなんじゃないかなって思います。

歌詞を見た瞬間のこの感じ・この感動を、どうしても忘れたくなくて。
思い付くまま、言葉に残してみたくなりました。


歌詞もさることながら、言葉で伝えきれない部分を伝えられるのが曲の力で。
メロディーだけで、こんなにも沢山のことを感じさせてくれる大橋トリオさんのお力。
本当に凄いです。


私は多分、今が一番、人生の正念場。
その先に見えるものは、いまはまだ全く想像がつかないけれど。
こんな景色が見られるくらい、こんな匂いや心地よさを感じられるくらい、この曲の本当の意味が分かると、心から言えるくらい。
絞り出して、絞り出し切って、がんばろうと思いました。


出会えてよかった。




Byラシーンといっしょ