メロンです。冥途の土産です。 | Ashaイズム。

メロンです。冥途の土産です。

人生の中でお逢いできると想像した事もなかった方とお逢いできて

ひれ伏すほどの存在感を放っていた時、

目の前にどれほどかっこよくてセクシーで好きな方がいても目に入らず、

何度か目があってもするっと目線を隣に移し

"どうしたのアテクシ!?"

状態になってしまう。

 

例えそのセクシーな方が

あの

斎藤工

であっても。

(ガチです。)

 

※ファンの方ごめんね!もちろん工好きだから、アテクシ自身もびっくりしてるのよ。

 

 

 

 

そんな神さまからのご褒美か、

アテクシ死ぬ前かのような出来事があったんですの。

 

別府にある老舗の映画館、

ブルーバード劇場。

 

現役で館長のてるさんは93歳になられたばかりで、一番好きな俳優が斎藤工なんですの。

 

 

 

 

 

 

工も(工工言うて、アテクシより工のが年上なのに笑い泣き)別府のブルーバード好きで実家も大分だから映画撮ったりと、ちょこちょこ来てくれるのよね。

 

 

 

 

そんなブルーバード、映画祭をやるよって事でアナウンスを見た時、2度見どころか3度見。

何このラインナップポーンポーンポーン!?!?!?!?

 

同じタイミングでチケットを抑え、ちゃんとチケット取れてるのか大丈夫なのかもよくわかんないながら当日を迎えたアテクシ。

 

 

※お借りんぼ。

 

 

 

 

 

席は当日わかるって事で、映画館について日本語上手な外国のアルバイトのお兄さんに受付をし、

 

シャッフルスミデェェッス!

 

と、どや顔で言われてばさっと出されたチケットの中から真ん中の一枚を選び

 

 

 

お兄さんに手渡すと

 

イチバンマエダネ!

 

 

お兄さん今なんて???

 

一番前!?

前回の工の時なんてほぼ一番後ろだったのに!

 

って言うと苦笑いだったお兄さん。

 

 

 

 

チケットをもらって、さらに頭が混乱する中、開場までにあと20分ほどあったから

気持ちを落ち着かせにジェラートを食べに行ったんですの。

(それもダブルwww)

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 
 

3日間の映画祭の中、色んな映画がある中でアテクシが選んだのは坂本監督の団地。

 

 

 

 

藤山直美さん、岸部一徳さん、石橋蓮司さんに工に、濱田マリさんやピンクの電話のみやちゃん・・

 

ちょこちょこ笑えて面白くて、不思議な映画。

今もよくわかってないんだけど笑い泣き、宇宙推しの大分県に合った映画なのかも!?

 

 

ちなみに会話の中でアドリブあったの?って質問があったのだけれど、台本通りでアドリブなかったんだって。

でもアドリブに見える位、自然。

 

 

 

 

 

 

 

15分ほどの休憩をはさんだ後のトークショー。

 
 

※一番前ってこの距離なのよ。
 
ブルーバード始まって以来の超大御所達と、司会の森田まほさん(映画ライターで大島渚監督の姪っ子さんよ!)も言ってたし、
スタッフの方々もピリっとしてたのよ。

 

 

 

 

阪本順治監督、

たくみ、

岸部さん

藤山直美さん

石橋さん

 

の順で登場したんだけれど、岸部さん・藤山さん・石橋さんが登場した時

その圧倒的なオーラがすごすぎて、涙が出てきて。

 

 

登場しただけで涙が出るって

以前観たトニーベネット以来かな。

 

 

テレビで見ててもちろんメロンと請求書のくだりなんて何百回も言ってるけれど、そんな自分が泣くなんて正直想像してなかったのよ。

 

 

でも3人のオーラと存在感はすごすぎた。

やばかった。

ひれ伏すほどだった。

 

 

いつもなら上手にトークしたりツッコんだり、回してくれるたくみがほぼほぼだまって

存在感を消してたのよ。

 

 

 

 

舞台での活躍が主で、もちろん舞台と映画とではまずまばたきの仕方からして全然違う

(舞台ではやり放題だけど、映画で特にアップのシーンなんてまばたきしないで!とか言われたりとそうはいかないって。)

っておっしゃてた藤山さん。

 

最初に映画をオファーされて撮った、あの福田和子がモデルとなった

"顔”

 

 

 

という映画、別府で撮ったみたいで、撮影中に腕をケガしたとかで中村病院行ったら実は監督がほぼ毎日点滴をしに来てたなんて話を聞かせてくれたんですの。

 

直美さん、女優さんじゃなくて役者さんだわ。

って肌感覚で思ったのよ。

 

 

 

 

 

 

トークショーの中で

 

以前音楽をやってた時に・・

 

って話で、初めて俳優の前は音楽をされてる事を知った一徳さん。

 

アテクシ、音楽にご縁がある方と特に相性がいいから

その時にオーラの特別感、とても府に落ちたのよ。

 

 

 

 

※次の日には阪本監督、石橋さん、一徳さんの舞台挨拶つきであったこの"一度も撃ってません"。

桃井さんに佐藤浩市さんに柄本明さん、江口洋介さんにつまぶっきーに井上真央ちゃん・・他のキャストも豪華すぎてえげつなくて、観たかったー!

 

 

 

ムッシュ北野のアウトレイジではほぼほぼ一番悪そうな顔で、

ヤクザ物とか悪役が圧倒的に多い石橋蓮司さん。

 

こっそり涙してるつもりでも一番前のど真ん中だとバレバレだったようで、

気にしてくれたのかちょこちょこ見てくれてたの気がついてたのよね。

(一徳さんも目があったけれど、気がついてた)

 

 

しばらくしたらハンカチでちょこちょこ蓮司さん、目をふきだして。

 

老人性のなみだしょうだわ!

感激してるわけじゃないんだからな!

うるせぇなぁ。

 

ってぶっきらぼうに言ってお客さんを笑わせてくれたんだけれど、その後でそっと照れたようなやさしい顔でアテクシを見てくれた事は一生忘れない。

 

 

 

 

 

 

阪本監督だから・・って3人ともおっしゃってたけど、

ほんとよく大分まで来てくださった!

 

 

いつもならトークショー後である恒例の撮影会も、

最後に全員での写真撮影もなく

写真がOKだったのはマスコミだけ。

(まほさんが交渉してる声は聞こえたからきっとどこかでNGが出たの・・かも。)

 

 
マスコミの皆さん、
公開される写真にどうかどうかどうかどうかアテクシの影でも頭頂部だけでもいいので写真に写り込んでいますようにお願いイエローハート
一生のお願いのうちの1つよ!!!

 

 

 

 

今回人生で初めて思ったのよ。

 
あぁ、これは冥途の土産だって。

 

 

 

たくみの話はね!

次回!!!