THE ENERGYー小曽根 真 featuring No Name Horses。 | Ashaイズム。

THE ENERGYー小曽根 真 featuring No Name Horses。

いいちこアンバサダーとしてご招待いただき、小曽根 真 featuring No Name Horses THE BESTのライブに行ってきました~♪(I'm still high...)

 

 

 

 

大分を代表するお酒の1つ、いいちこを作られている三和酒類株式会社さま、運営されている安心院葡萄酒工房のワイナリーでは先日こそヨロヨロこと鎧塚シェフにお届けしたアルゲリッチのワインでとてもお世話になったばかり。

 

 

三和酒類株式会社さまはネ申ですか・・笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

小曽根真さんと言えば、日本を代表するジャズピアニストのお1人。

 

本当は今回のツアーは2年前にやる予定だったもの。

コロナで予定してたツアーが一旦全てキャンセルになり、ライブができなくなった状況の中、いち早くオンラインライブを開催してくれてたんですの。

 

オンラインライブももちろん参加させていただいたんだけれど、ライブを通して伝わってきた「不自由な中にある美しさ」がとても印象的で。

 

忘れてた感覚を思い出させてくれたひと時が何よりもありがたくって、日本語と英語を自然に行き来するトークに垣間見える温かいお人柄も含めて心に残ってる小曽根さんが率いるビッグバンド、No Name Horses。

 

 

このライブがコロナ禍になって初のフル尺生ライブという、重ねての事に始まる前からもう感謝しかない!

 

 

 
 
もう何がすごいって、最初の1音からすごかったのよ。
 
 
ビッグバンドの皆さんのエネルギー。
空気感。
一体感。
 
ライブができなかった期間に蓄えてた全てのエネルギーが集結すると、鳥肌通り越して涙出る・・
 
 
 
 
その中でもやっぱり群をぬいてすごかったのが小曽根さん。
 
最後の1音が空気の振動で消えていくまで美しくって、
スポットライトをあびて弾いてる時にはアテクシの頭の中でブルーノート福岡時代に何度もうちの母と観た小曽根さんのライブのあの時とか、
ピアノしてた頃に習ったモロモロ(ピアノがあるライブはピアニストの手の動きが見える位置に座るだとか・・)、色んな事が走馬灯のように頭をかけめぐっちゃって。
 
走"馬"灯、No Name "Horses"という馬つながりなのか・・も!?
 
 
とにかく、今まで小曽根さんのライブ見た中でも1番神がかってたと思ってる。
 
実際に小曽根さんもおっしゃってたのが、ラベルのピアノコンチェルトの演奏が今までの6公演の中で一番よかったかもしれないと。
 

(もとはクラシックなんだけれど)ここの会場の神さまがいつもと違うことをしなさいってことで今日はジャズ風にしてみたらそれがよかった!

 

って。 God is goood・・お願い

 

 

※ラベルのコンチェルトだけど、小曽根さんは第2楽章ね!

 

この会場、毎年アルゲリッチが降臨されるところだから、そりゃーここにいる音楽の神さまはどんなパワースポットよりも最強だわよぉ。

 
 
 
そうそう!そして以前からお名前は存じ上げてたけど、初めましてのエリックミヤシロさん!
 
ハワイ出身で、小曽根さんとはバークリー音楽大学時からの仲なんだって。

 

 

 

 
小曽根さん、エリックさんに話しかけるの英語だし、英語で会話してたんだけれど
お客さんに向けて日本語でエリックさん話しだしたら日本語ぺらっぺらじゃないか~ww
アテクシより日本語上手だと思うわよ!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
 
ライブのオンライン配信も世界中の人に見てもらえるって利点もあるけれど、
やっぱりライブは直に生で観る事が一番だよねぇ。
 
っておっしゃってたエリックさん、もうなんだか美輪明宏さんみたいに見えてきた・・笑い泣きイエローハート次回から拝みそうだな・・ww
 
 
 
※このビッグバンドのメンバーお1人お1人がどれほどすごい方揃いかって、もし同じ楽譜を他のバンドにやってくれるようお願いしたとしたら、"こんなのできない!"って断られるほど難しい曲ばっかりなんだって。
 
 

会場も色んな年代がいる満員御礼で、小曽根さん

(感染対策のための)一席空いた市松模様じゃないのもうれしい!

って、いやいやもうそれきいて私達がうれしい笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

ビッグバンドでのアンコール後、またソロでアンコールをしてくださったんだけれど

その時の曲 My Tomorrow。

 

数ヵ月前、ワールドツアーに出てて、ちょうどその頃戦争が始まったウクライナの隣国ハンガリーにも行かれたんだって。

 

その時、何か自分にできることがあればってウクライナから避難されてきた方をご招待し、ブタペスト近くのお城を借りて演奏会を開いたんだそう。

 

こんな状況の中ではたして来てくれるのかな、という不安な気持ちもあったり、

来てくれた方はやっぱり他の方がつらい中で自分だけこのような時間を過ごしていいのかとか、そんな後ろめたい気持ちもあったみたいで最初は表情もないくらい顔が暗かったんだそう。

 

でもコンサートが終わる1時間後にはお客さんの顔が明るくなってたんだって。

 

"自分にできる事は微力かもしれないけれど、微量は無力じゃない。

だから少しづつでも何かできることをして、前に進んでいく"

っておっしゃってたのが、とても印象的だったんだわ。

 

 

ライブを観て、改めて思ったのがエリックさんがおっしゃった通り、オンラインで便利に観れることがあるけれど生で観るのは全然違うこと。

ちょっとアテクシめ、そんな一番大事な事を忘れかけてたみたい。

 

 

伝わってくるエネルギーの素晴らしさに何度も涙が出てて、大きめのマスクしていってほんとよかったww!!!

 

 

 

 

三和酒類株式会社さま、言葉にできないほどの幸せなひと時を本当にありがとうございました・・お願いイエローハートイエローハートイエローハート

 

I needed it and missed it much more than I thought..

 

 

 

~セットリスト~

 

1.No Siesta / Makoto Ozone

2.Into the Sky / Eijiro Nakagawa

3.You Always Come Late / Makoto Ozone

4.Chelsea Bridge / Billy Strayhorn

5.La Verdad Con Los Caballos / Eric Miyashiro

———

6.Piano Concherto in G Major, 2nd movement(Piano solo) / Maurice Ravel

7.Cave Walk / Makoto Ozone

8.ATFT / Atsushi Ikeda

9.MIYABI / Yoshiro Okazaki

10.Three Wishes / Makoto Ozone

En.

1.Toil & Moil / Makoto Ozone

2.My Tomorrow / Makoto Ozone