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ashcafeのブログ

映画、音楽、ミステリー、SF.カフェと街のぶらぶら散歩が好き。

石田衣良の池袋ウエストゲートパークを最初に読んだときの気持ちのよさったらなかったなあ。池袋というのが大学の頃から親しい街だったということもあるが、大人になるにつれて、遠ざかっていた街だったのもこの小説に当時感じた魅力の大きな理由だったかも知れない。

この小説から、池袋西口にある小さな公園は、「池袋ウエストゲートパーク」に生まれ変わった。


「池袋西口公園(おれたちはカッコをつけるときはいつも「ウエストゲートパーク」と呼んでいた)の本当の顔は週末の真夜中。噴水のまわりの円形広場はナンパコロシアムになる。ベンチに女たちが座り、男たちはぐるぐると円を描きながら順番に声をかけていく。話がまとまれば、公園を出ていく。飲み屋も、カラオケも、ラブホテルも、すぐとなりだ。噴水のまえにはタンスくらいあるでかいCDラジカセが何台も並び、腹に響くようなベースにあわせて、ダンサーのチームが振りつけの練習をしてる。噴水の反対側では、シンガーの連中がギターを抱いて地面に座り叫ぶようになにかを歌っている。/西口公園ではそれぞれのチームに見えない縄張りがあり、その境界線を武闘派のGボーイズが血の臭いを探すサメみたいにうろついている。」

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