神様の仮の姿 | R o s e t t e

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ば ら い ろ の 日 々


前の記事の続き。



そもそもなんで今さら元彼なんかの話題が出たかというと、

元彼の弟が、新たにお隣の部署の社員に登用されることになったからで。


それで隣の部署の人が、
「昔あの子のお兄さんもここで働いてたんだって?」
と聞いてきた流れ。



この弟の存在、
私にとってはちょっと不思議な感じがする。


この弟が現れたことによって、
当時、一見うまくいってた私と元彼の関係はボロボロに破綻した。

だから正直弟のことはかなり疎ましく思ってた。
別れさせるために現れたのか!!って。



兄が地元に帰ってしまってからも、弟の方はずーっと何年も私と同じ職場に居続けて、
どういう距離感で接したらいいのかも分からないし、
ホント目の上のこぶみたいな存在に思ってた。


ところが最近、元彼以来やっと好きになれそうな、この人がいいって思える人と知り合えたと思ったら、

その途端に、弟が他の部署へ移って離れることになった。


しかも、意味不明なぐらいめちゃくちゃ長かった髪を突然バッサリ切って、
元彼によく似た爽やかな好青年のルックスになって。



完全にこじつけなんだけどね、なんか凄く象徴的に感じたんですよね。


まるで、「もう大丈夫だね」とでも言われてるような。

俺の役割はこれで終わり、とでも言うような、
そんなタイミングで離れていったので。



本来結ばれるべき相手じゃなかった元彼と引き離してくれて、
本当に結ばれるべき相手と出会えるまで、ずっと側で静かに見守っててくれたような。

まるで私の幸せを陰から守ってくれてたような。



物語で、よく、なんかの神様が動物とか醜い老人とかに擬態して、側で見守ってるみたいな話あるじゃん。

物語の主人公が紆余曲折経て真実に辿り着いた時に、初めて神様本来の神々しい姿を現わす、みたいな。

なんかそういう感じに思えてしまった。


髪切る前の変な長髪とか、いかにも乞食の格好に扮した神様風だったしw




あんなに疎ましく思ってた弟なのに、いなくなってみるとなんだか寂しくもある。

まぁ、言っても隣の部署にいるんだけどねw


現れた当初はかなりの問題児で、
コミュ障すぎて働かなくて、兄(元彼)泣かせだったのに、
今では見違えるほど快活な青年になって、

なんだかいろんな移り変わりにしみじみしてしまう。



みんな、なるようになる。
そういう風に出来てるんだろうなと思った。