7日。
先月から検査を重ねていた母の胸のしこりがガンであると発覚。
私は夜勤でスケジュールが合わないため、父が付き添って病院に行ったのだが、午前中に出掛けた二人が夕方になってもまだ帰らないので、どれだけ深刻なのかとヒヤヒヤした。
結果を聞いた後、二人でとんかつを食べて買い物していたらしい。
二人とも至極いつも通りの様子で、結果について言い出さない。
我慢できずこちらから聞いた。
「ガンだった」と母が笑った。
7月7日、今日は七夕。
もし願いが叶うなら、母がガンじゃありませんようにと思っていた。
でも天気も悪いし、叶わないかな、とも。
そしたら、気持ち良い晴れとは言わないまでも、月が出てるじゃないか。
この程度なら織姫彦星は会ったんじゃないか?
なのに願いは叶わないんだよ。ふざけんな。
願えば願うほど叶わないじゃないか。
七夕なんてクソッタレだ。
織姫も彦星もガンになってしまえ。
笑顔で告げる母を見たら、出勤前だというのに泣きそうになってしまった。
漫画とかでもそうだけど、なんでこういう時に母親っていう生き物は、笑って強い素振りを見せるんだろうか。
そっちが笑うほど、反比例してこっちは泣いてしまう。
かと言って泣いてほしいわけじゃないけどさ…。
強い人ほど案外ポッキリいってしまうから、ヨワヨワぐじぐじ言ってしぶとく長生きしてくれたらいいのに。
父も母もいる手前、その場ではなんとか堪えたが、出勤する道すがらや仕事中、何度か込み上げそうに。
結果を聞いてから10時間後。
帰宅して自室に入り、やっと一人になれたと思ったら、ダーッと涙が出てしまった。
たった数時間の我慢でも、泣きたい時に泣けないのは辛い事だ。
なんで泣けてしまうのだろうか?別にすぐ死ぬと決まったわけでもないのに。
しこりがあると聞いた時点で、一応受け入れる覚悟は出来てたつもりでいたのに、まさか聞いて泣くとは思わなかった。
1発目でコレでは、この先治療を進めていくのに大丈夫だろうか。何回泣くか分からないな…苦笑
職場で誰かに話を聞いてもらおうかと思ったが、家族の病気のことを話すのも気が引けて何も言わなかった。
他人にとっては全くどうでもいい事だしね…。
周りが何も知らずいつも通り接してくるのが、ホッとするような、腹立たしいような。
私が落ち込んでるなんて誰も気付いてないだろう。
昨年末から何かと不幸続きだったが、マジで畳み掛けてくるなぁ。
ここまでの人生がずっと平和で幸せだった分、落ち方が急過ぎるw
この低迷期はいつまで続くんだろう。