郷里の河を思ふ、、、災害ボランティアへの思い。 | まろ輔のブログ

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2012.04.01家族の一員になった譲渡犬「まろ」のドタバタ生活のブログです。

この度の西日本豪雨にて甚大な被害に見舞われた方々、大事な人を失われた方々皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 またお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表し、被災地の一日も早い復旧と平安な日々を心より願います。

災害ボランティア。社会人として参加するには確固たる意志と自己責任と行動力が必要、と二の足踏んでた。
いや、、それ以上に時間と経費が、、と言い訳ぶってた自分。。
でも今回は地元岡山での、それも過去にない大災害。。自分たちは幸いに被災は免れた。
市外県外から多くの方々の支援で復興に向け進み始めた。
そして、被災地県民として、何か行動せねば、と。。

県内も複数個所での大きな被災あり。
ある場所はメディア効果で注目度も高く、かなりの人出が見込まれる。
が、報道の無い市町村でも実はかなりの被災だと知る。このメディアの偏りは何とかならないものか。。。
なので今回は我が郷里でもある高梁市の災害ボランティアに参加を。
事前申し込みは不要(できればボランティア保険加入が良い:https://www.saigaivc.com/volunteers/ボランティア保険/)
今回参加した高梁市での場合。
大体5~10人くらいのグループ編成で目的地(支援依頼のあるお宅)へ社協の用意したマイクロバス等で向かいます。
 (災害発生後は市役所とは違い、社会福祉協議会:社協が主に取り仕切ります)
スコップなどの専用器具は必要数の貸出しがされます。身の回りの物は自己負担です。
ボランティアの中で「リーダ」を決め、依頼者の方の意向を聞いて作業を進め、作業結果の可否の確認を取ります。
 (自治体、社協の方の同行はなく、ボランティアだけで責任持った行動を行います)
作業時間帯は大体10時~15時。
20分おきに5~10分程度の休憩を取ります(特に今回は熱中症対策で長めに)。
水分補給、食事などは自己管理。
ここ、参考になります。
https://www.saigaivc.com/volunteers/十分な準備/
昨日は山間部で裏山が土砂崩れし家屋の一部が埋もれたお宅へ土砂の排除支援。
今日は1F浸水したお宅へ後片付け、廃棄物分別回収、集積所へ持ち込み作業。
やはり暑さとの戦いでした。。

各地の社協、自治体によって細かな対応は様々らしいですが大枠は同じかと思います。

また同じグループの中には東北、九州など経験豊富な方が必ず1~2名、それも関西の方に多いです。
この3連休も集中的に参加されるとの事。
この辺りも中々岡山県民(性)では難しい行動、、かもとも改めて思うのは自分だけ?。。
地元県民としては長い目で支援できればと思う。

災害ボランティアも、被災者の方も、思いは様々。
10人のボランティアが入って実作業時間は3時間程度しかなく、土砂を土嚢に詰め回収する作業では思ったほど捗らず、本当に約に立っているのだろうか、と思ったりもするが。。
ただ、終わり際に依頼者の方に「ありがとう」「助かった」と笑顔で声を掛けられると、少しの支援であっても
お互いに助け合い、支え合うことを実感できる事が、やはり一番の支援なのかとも思うところあり。
これからも自分のできる支援を考え、行動にしていきたいと思う日々。。

 

気持ちのいいほどの晴天。
でも河川はまだまだその脅威を色で誇示してる。

 

 

 

各地にボランティアセンターが開設されてます。
詳しくは各自治体のHPなどで確認を。
高梁市は社会福祉協議会の建物。

 

 

中心部は被災していないので基地ベースとしてはあらゆる物が整ってます。
入り口前の長テーブルで氏名、住所、携帯tel等を記入し、貼り付け名札を貰います。

 

 

 

今日の活動後。廃棄物を収集場所に。
最近のニュースネタになっている大量の被災廃棄ごみ、ですね。。。

 

 

帰路、被害の大きかった個所でその爪痕を自分の目で。
漂着物の残骸を見ると、超水は道路面から更に2mほども高かった模様。

 

 

 

道路左手の民家、店舗、企業はほぼ壊滅状態。
一級河川のこの川幅で、相当の高さの超水を目の当たりにした恐怖感は、、、想像するだけで。。