SKYLINE R-Life stage1

SKYLINE R-Life stage1

NISSAN SKYLINE GT-Rを購入し、走って、弄って、壊して・・・
夢のR Lifeを記録してます。

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ここ最近、GT-R専門店「Ag」の開店に向けた作業の毎日。ブログの更新もままなりません。ま、言い訳として流して下さい(笑)

これ迄は僕個人的なGT-Rとの付き合い方を綴って来た訳ですが、これからは少し踏み込んだ事も書いていきたいと思います。もちろん、最初からショールームを作るつもりで始めた訳では有りません。確かに、一般的な環境よりは深くこの車に関われる状況にあったのは確かですが、まさかショールームを作る展開になるとは思っていませんでした。 

しかし、こうなったからには引き返す訳にはいきません。既に僕の周りには巻き込まれた人達も多く居ますからね。元々、僕は相当な凝り性で、レーシングカートの時もそうでしたが、とことん踏み込んでしまいます。今回も、その癖が出てしまったって事ですね。

さて、このGT-Rという車。どんな車なのでしょう?何と言っても世間のイメージは維持費が掛る。高くて買えない。って所でしょうか?これに付いては否定はしません。走れば走っただけのお金が掛る。壊れる事も沢山有るので整備費も考えなければ維持していけません。お金は掛るし、常に盗難の心配も有る。正直困った車です。

だがしかし、この車にはそれでも乗り続けたいと思ってしまう魅力があります。もちろん、GT-Rを愛して止まない程大好きという事が絶対条件ですがね。では、どんな魅力があるのか…長い前置きでとても恐縮ですが、これは人それぞれなので答えは有りません。例えば35Rの様に絶対的な走行性能に魅力を感じる人も居れば、既に消えたRBに拘る人も居ます。どこに魅力を感じていたとしても、言葉で伝える事はとても難しいと思います。僕は、GT-Rの魅力は乗った人にしか理解出来ない事なんじゃないかと思います。それも、乗った事がある程度では無く、所有し維持して居る人にしか無い価値観が、その人の感じる魅力そのものだと思うからです。つまり、一般的には何の魅力も無い車という事になるのかな?だけど、そこに魅力を感じるマイノリティがGT-Rのオーナーになる資質を持った人で、これから僕のお客様になる可能性がある人だと思います。

ご来店されたお客様に対して、僕はメカニズムや構造等を長々と説明する事はしません。むしろ、そういう事はお客様の方がよくご存知かもしれませんね。僕は、未来のオーナーに対して、どの様なリスクが有り、覚悟する必要があるのか。その代償として、どれだけ素晴らしいGT-Rのある人生が待っているのか?ここは熱く語らせて頂きたいと思います(笑)

さて、肝心のショールームは間も無く完成します。それから色々な準備をして、オープン予定は3月1日です。プレオープンは2月28日、この日は完成したショールームで鍋&BBQ!入場規制は一切無しです、美味いものを用意してお待ちしていますので、お近くの方は是非お越し下さいね(笑)
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明けましておめでとうございますm(_ _)mと、言うには遅すぎるタイミングで今年初めての投稿です。これと言って書く事もなく、GT-Rにも今年に入ってから殆ど乗っていません。

去年の富士走行で異音が出るようになったミッション?を労わっているわけではなく、手元にありません。実は現在、店舗を大改装中なのです。その為車を停めておくわけにもいかず、例によって離れたパーキングに移動したのです。つまり、Nurを走らせていない。よってお話するような事が無かったという事ですね(笑)

そう言えば、韓国に行きましたね。最高気温が-5度なんて場所に行ってくると、名古屋が寒いと言っても知れてます。痛くないですからね。帰りは飛行機が飛ばず、関空行きの飛行機に急遽僕だけ乗って帰国して大変な思いをしたなぁ~…

ほら、2年ぶりの海外もTwitterで呟ける程度のボリュームの話しかないでしょ?GT-Rの無い僕の私生活なんてそんなものです。

しかし、店舗を創って行くのは結構楽しい。創ると言っても僕が工事してるわけではありませんが、同じGT-R仲間で35Rに乗ってる大工さんと「あーでも無い、こーでも無い」言いながら大体イメージが固まって来た所です。と、悠長な事を言っている場合では無いのです。オープンの日は決まってます。それまでにすべき準備は思ってた以上に沢山ある。そろそろ次のツアーの日程も決めなきゃいけないし、鍋パもしたいしね。

少し宣伝をさせてもらうと、言うまでも無い事ですが、お店はGT-R専門店です。専門店と言いながら、色んな車を扱う店には成りません。まぁ、他の車の事はあまり知りませんからね。とは言え、車を売る店にもしたく無いのです。僕自身がGT-Rで人生が一転した様に、お客様にも素晴らしいGT-Rライフをお届けしたいと思っています。耳にタコが出来る程聞く言葉に「僕にGT-Rなんてとても無理!」ってのがあるけど、本気で欲して無いからそう言う言葉が出てくるんだと思いますよ。僕の昨年の年収はGT-R1/3台分程度。ね、何とかなるでしょ?(笑)もちろん、店を出すのもNurを維持する事が出来るのも仲間が仕事をくれたり、手伝ってくれるからなんですけどね。友人とは財産ですよ。ありがたや~m(_ _)m

そうそう、大事な事を伝えて無かった。お店の名前は「Ag」と言います。銀の元素記号ですね。どうぞよろしくm(_ _)m

由来?そんな物は有りません。何となくアルファベット2文字がカッコよく思えたからね(笑)
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今年の事は今年の内に…って事で、連日の投稿になりますが、今回のFSWでの出来事を。

先日の鈴鹿南コースでの走行では大きな手応えを感じる事が出来たNur。実際、南コースでのタイム更新は0.8秒。その主な要因として考えているのはローファイナル化したデフ。と言うところはお話しした通りです。それをいよいよFSWで試す事が出来ます。

思えば、今年の春に納車され、すぐさまこのサーキットを走行した時は2分10秒以上も掛かった。2度目は7秒、前回の3度目は5秒と着実にタイム更新をして来た。今回は特に期待しています。鈴鹿でのテストも良かったし、僕自身も4度目という事でサーキット走行にも慣れて来てるはず。2分2秒台には入れたい。

朝、先ずは車のチェックの為に走行枠を使います。と言ってもゆっくりと慣熟走行を続ける訳では無く、止まれる距離の確認だったり、油温や排気温度のチェックだったりをするので、スロットルは全開まで踏みます。走り出して3周目、参考タイムを計測しようとアタックカウンターをセット。デフを交換した事で、ノーマルのパワーでも6速に入ります。しかし、元々オーバードライブの6速はやはりこれだけのパワーでは加速が一気に鈍ります。それでも終速は238㎞、これまでと殆ど変わりません。到達速度が同じなら、そこへ到達する時間は早いに越した事は有りません。5速8千回転でおよそ225㎞、だいたいピットウォールの1/3過ぎた辺りで5速が吹け切るので、最高速が同じでも、ホームストレートの通過時間は理論上短縮出来ている筈です。いつもはストレートエンドの250mと200mの中間位でプレーキを、始めますが、まだまだ熱も入りきっていないので、250mを超えたらすぐにブレーキ。しかし、止まれませんでした。1コーナー、コースの中には何とか留まりましたが、大きなロス。つぎの左コーナーも若干クリップを外し、とってもにがてな100R。車の安定感が増したので、踏んで入って行けるようにはなりましたが、アクセルを戻す辺りで少し挙動が乱れます。バネレートが足りず、フロントに荷重が寄り過ぎてリアが軽くなってしまうのか?単に石灰が撒かれている場所で滑っただけか、何にしろイメージ通りという訳には行きませんでした。残念がる間も無くアドバンコーナーへのアプローチ。ここはまずまず…と思った矢先、5速が蹴られてシフトミス。何かおかしい…ギアに違和感を感じます。ダンロップコーナーからの加速もミッションを少し労わってのシフトアップ。登っている場所なのでちょっとした事でもスピードが鈍る。プリウスコーナーからの最終区間も少しマージンを残しての走行。今日は始まったばかり。まだ様子見です。それでもタイムは残そうと、ホームストレートを通過。

タイムは2分1秒1。1秒1?今の走りで?タイムが予想以上に良かった事は素直に嬉しいけど、ちょっと戸惑う程の上げ幅です。

いったんピットに戻ろうと、スピードを落とした所で異変に気付いた。下から変な音がしてる。クラッチか?ミッションか?とにかく、主治医に相談したところ、冷えても音が消えなければやめた方が良いと。しかし、音は消えませんでした。もう一度ちゃんとアタックしたかったし、2分を切る事も出来た筈ですから、正直とても残念です。が、ここで車に無理をさせる必要も有りません。帰れなくなっては困るし、遊びで走ってる訳ですから、ここは大事をとりましょう。2分を切るのは次回への課題という事にします。

しかしこの車。どこまでタイムを出せるんだろう?僕の中でパワーは一番最後まで上げないと決めてます。マフラーはノーマルから変わっているので、実際にはグロスで400ps弱(出過ぎ?)出ていますが、吸気、エンジン、ブーストも全てノーマル。ブレーキもパット以外は純正のままだし、タイヤはラジアル。これはマイレギュレーション。既に、2分を切るだけでは満足出来ません。ちょっと前には2分切ったらパワー上げるぞーなんて言ってましたが、目標設定が低すぎた。車は脚でこんなに変わる。どんどん速くなる。もう面白くて仕方ありません。しかし、今のセッティングで満足しているかと言われると、はっきりノーです。一歩進めば次が見えて来ます。ノーマルパワー、ノーマルブレーキでもっとタイムを出せるはず。今は言いませんが、僕にはここまでは行けるって言うラインが有ります。そこへ到達したらStage3のチューニングに入りましょう。

ちなみに、プロドライバーを乗せてタイムを出す気は毛頭有りません。一般人(僕)が乗って楽しい車でなければ無意味。プロでなければ扱えない様なチューニングは、チューナーのマスター◯ーションだ。そんなもので客は喜ばない…いや、喜んでる人は一杯居るな(笑)しかし、僕はそう言う方向には進まない。Nurは同じ車を作れと言われたら、現実的に一般的なオーナーでも実現出来るチューニングにしておきたい。

最近、かなり高いレベルの完成度になって来たと言われる事が増えたNurですが、実はまだ一歩踏み出しただけかも知れないと思う今日この頃でした…(笑)

それでは、良いお年を~o(^▽^)o