これ迄は僕個人的なGT-Rとの付き合い方を綴って来た訳ですが、これからは少し踏み込んだ事も書いていきたいと思います。もちろん、最初からショールームを作るつもりで始めた訳では有りません。確かに、一般的な環境よりは深くこの車に関われる状況にあったのは確かですが、まさかショールームを作る展開になるとは思っていませんでした。
しかし、こうなったからには引き返す訳にはいきません。既に僕の周りには巻き込まれた人達も多く居ますからね。元々、僕は相当な凝り性で、レーシングカートの時もそうでしたが、とことん踏み込んでしまいます。今回も、その癖が出てしまったって事ですね。
さて、このGT-Rという車。どんな車なのでしょう?何と言っても世間のイメージは維持費が掛る。高くて買えない。って所でしょうか?これに付いては否定はしません。走れば走っただけのお金が掛る。壊れる事も沢山有るので整備費も考えなければ維持していけません。お金は掛るし、常に盗難の心配も有る。正直困った車です。
だがしかし、この車にはそれでも乗り続けたいと思ってしまう魅力があります。もちろん、GT-Rを愛して止まない程大好きという事が絶対条件ですがね。では、どんな魅力があるのか…長い前置きでとても恐縮ですが、これは人それぞれなので答えは有りません。例えば35Rの様に絶対的な走行性能に魅力を感じる人も居れば、既に消えたRBに拘る人も居ます。どこに魅力を感じていたとしても、言葉で伝える事はとても難しいと思います。僕は、GT-Rの魅力は乗った人にしか理解出来ない事なんじゃないかと思います。それも、乗った事がある程度では無く、所有し維持して居る人にしか無い価値観が、その人の感じる魅力そのものだと思うからです。つまり、一般的には何の魅力も無い車という事になるのかな?だけど、そこに魅力を感じるマイノリティがGT-Rのオーナーになる資質を持った人で、これから僕のお客様になる可能性がある人だと思います。
ご来店されたお客様に対して、僕はメカニズムや構造等を長々と説明する事はしません。むしろ、そういう事はお客様の方がよくご存知かもしれませんね。僕は、未来のオーナーに対して、どの様なリスクが有り、覚悟する必要があるのか。その代償として、どれだけ素晴らしいGT-Rのある人生が待っているのか?ここは熱く語らせて頂きたいと思います(笑)
さて、肝心のショールームは間も無く完成します。それから色々な準備をして、オープン予定は3月1日です。プレオープンは2月28日、この日は完成したショールームで鍋&BBQ!入場規制は一切無しです、美味いものを用意してお待ちしていますので、お近くの方は是非お越し下さいね(笑)






