​人生の夏は女子高生時代


女子高生というのは 

なんと、輝かしい、華々しい 時代の象徴。

人生の夏!

こわいもんなしの季節。



高校生になったとき、

飛び上がるほど嬉しかったのは


演劇部があったこと!


やった!絶対 演劇部に入りたい!


演劇部に入部しようと決めた時

クラスメイトになった Mちゃんに聞いた。


クラブ活動何にする? 

ニコニコ演劇部


え、、私も。



あいうえお順の名字が並びだったので

近くに座ったご縁だったかもしれない。



すらっとしてて、自分の意見は

はっきりと言う子だった。


バスケ部の2つ先輩にカッコ良すぎる人がいた。


背が高かったので、

みんなはチッチとサリーから取って

サリーと呼んでたけど

少し茶色の髪が立ってたので

私は デヴィッドボウイに似てるな

と思ってた。


Mちゃんは サリーがステキだと言ってた。



そんな他愛もないことで喜ぶ日常だったけど、



ある時、生徒会総会で

(千人以上の全校生徒と先生)


何かの意見を 一般生徒に求められた時

Mちゃんは、手を挙げ

指名され


高校1年生なのに、

堂々と自分の意見を言ってのけた!


心の中に、自分の意見はあったけど

ドキドキしただけで、

発言できなかった私は


すごい!Mちゃん

と、心底尊敬した。




誰にどう思われても

自分の意見は、誰の前であろうと

しっかりと言おう!



Mちゃんのそばにいて得た教訓だ



​今やカヌーの聖地かな


水郷


高三になったら、Mちゃんは

音楽室に残って

ひたすらピアノを、弾いていた。


クラスが違ってたので、毎日べったりでもなく

詳しくは進路も知らなかった。


何故そんなにピアノの練習ばかりしてるのか、


後でわかったところによると、

教師を、目指すので

受験にピアノが必須だったことが判明。




そうか、先生を目指すのか、、、




卒業したら、それぞれの道に


Mちゃんは地元の大学へ行き


私は大阪のデザイン学校へ行き

進路は、全く違うものになった。



Mちゃんが口ずさんでたのが

カーペンターズの

イエスタデイ•ワンス•モア



その頃の私がよく聞いてたのは

ロッドスチュワートだったと思う。



お互い親友だと信じて疑わなかったけど

好きなものは 譲れない

相手の趣味になびかないウインク



その後、Mちゃんは

養護学校の教師になった。

正義感の強い彼女らしい選択だったと思う。



何年かのちに、

同窓会で会ったら、同級生の

こわかった男子と結婚してて

幸せそうだった。



私たちも、定年も過ぎた年代になり

ふと気にかかる。


蜜月とも言えるほどの

ひとときを過ごしたけど

今や どうしてるかも知らない仲の

私たち。


Mちゃんは きっと地元で

ボランティアみたいな

正義感で 人を助けてるんだろうなあ。



あれから ナツメロの

イエスタデイ•ワンス•モアを聞くと


ヒカリのように過ぎ去った

高校時代がまぶしく愛おしい。







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