前回ブログアップ後、早くも2か月以上が過ぎてしまいました。

実は今年に入ってほとんど音楽を聴いていないのですが、

昨年の状況をupdateします。

 

なかなかP-3の調子が上がってこないままでいたのですが、

その後、ずいぶん改善しました。

 

A-2導入の時のような鮮烈な変化という感じは受けません。

これ見よがしのボワッとした低音が出てくるというわけではなく、

きちんと正確な低音の再生がなされていて、その音は軽すぎず重すぎず。

本来あるべき音が出てきているという印象を受けます。

 

SOULNOTEはやはり低音の描写が素晴らしいです。

設計者が強く訴えているように、「音作り」をするのではなく、

ソースの音がそのまま出るように設計しているということで、

私も素直にそのように感じます。

 

このあたりの感覚は、これまでの人生において、生の音楽にどれくらい

触れていたかどうかが重要かもしれません。

私のオーディオ仲間が言うには、

「楽器をやっていたわけではないので、自分が好きな音が出るオーディオメーカー(=アキュフェーズ)の音が好き。」

(プロのピアニストでもアキュのシステムを使っている人はいるので、

結局好みの問題でしょうけど。)

 

一方、私は自らも子供の時から(今も)エレキギターを弾いていますし、

私が4歳の時から大人になるまで同居家族がピアノを弾いている環境にあったので、

それも強く影響している気がしないでもないです。

 

さて、P-3ですが、昨年の段階では、鮮烈な印象がある変化ではなかったため、

今後により一層期待しているのですが、ちゃんとした音が出るよう

いろいろセッティングを見直している中で、大事と思う点が一つありました。

 

それはP-3とパワーアンプ(A-2)間の接続に、

SOULNOTEのバランスケーブルSBC-1を使用するという点です。

 

拙宅の環境上、プリ・パワー間を3メートル程度離したかったので、

STEREO誌2021年3月号で褒められていたMOGAMI2549に変えたところ、

私は好きになれませんでした。

(SOULNOTEにはRBC-3という長めのケーブルがありますが、

10万円をはるかに超えるので、選択肢に入りません(^-^;)

 

確かにこのケーブル2549は、SOULNOTE設計者がこだわる線間容量も低いですし、

よいだろうと思ったのですが。

なお、STEREO誌で比較視聴していたのは、フォノケーブルとしての1.5mの利用でしたので、

プリ・パワー間のケーブル4mとは印象が異なるのも無理もないことなのかもしれません。

 

ま、そんなこんなでいろいろと見直し、それなりの音が出てくるようになってきましたが、

12月に入りゴルフクラブの入れ替え、年末から急に冬キャンプに興味を持ち出して、

一気にオーディオ熱が冷めてしまいました。

不思議ですね~。

 

暖かくなって、アナログも含めて本格的に再開するまで、

少しオーディオはお休みの気配です。

 

[追記]

 アクティブプリアンプを必ずしも必要としない人は、プリメインアンプというカテゴリーながら

アクティブなプリアンプブロックを持たないA-2(要はボリューム・セレクター付きパワーアンプ)にDACから直結というのも真剣に検討すべき選択肢なのかもしれません。

 なにせ、A-2は50万円以下で買えるのに対し、P-3は140万円程度するのですから。

 私はアクティブプリアンプがないと、音がきつく窮屈に感じるので、パワーアンプ直結だと駄目なタイプなんですが、それでもA-2ではそのきつさをほとんど感じませんでしたから。