昨日に引き続き、源氏物語千年にちなんで。
お能のあとに、
組香という平安時代の雅なお遊びを観賞させていただきました。
数種類のお香をわずかに炊き、
それを数人で聞き当てるといったお香のお遊びです。
また、その香りと和歌や物語は密接な関係があるそうで、
その場で和歌をつくります。
もちろん、すずりで墨を作り、筆で短冊に書き記します。
そして、和歌をゆっくりと詠います。
つまり、教養がないと楽しめないということになりますね。
ゆっくりと時間が流れていきます。
この優雅なお遊びは1時間は続いたと思います。
観賞している私たちも、
ピンと張り詰めた空間で、
息を呑むように静かに、
そのお遊びを眺めていました。
お香遊びと聞いていたので、
てっきり、会場中も香りが立ち込めるのかと思っていたら、
そうではないのですね。
香炉にほんのちょっとのお香を炊き、
手で覆わないと香りが届かない程度なのだそうです。
それにしても、静かな観賞会でした。
実に静かな3時間半でした。
拍手もありません。
拍手をしないのは、余韻を楽しむからなのだそうです。
余韻は日本人ならではの感性。
こんな静かな遊びをするのは、
日本人だけなのではないでしょうか。
日本の上流階級の雅なお遊びとは、
フィーバーしないものなのですね。
パーティーが大好きな私は、
いかに下々の者かよくわかりました
素敵な異次元体験に感謝!
