スズメに夢中 | 咄嗟日記

咄嗟日記

何のとりえもない一小市民が日常のたわいもないことを綴るブログです。

いつの頃か、うちのマンションの12階にスズメが一羽くるようになって、何気にしゃもじに付いたご飯粒などをあげたりすると、つがいでくるようになった。雨の日も、風の日も、寒い日も天気に関係なく、ほぼ毎日二羽揃ってくるようになった。結果的に餌付けする形になってしまった。


それから数か月経ったある日、甲高い声がピーピーとうるさいので、ベランダをみてみると、なんと子供を連れて来ていた。いつの間に生んだのかとびっくり。子供が餌を羽をバタつかせながらピーピーとねだり、親が口移しで餌を与える。その姿がなんとも愛くるしいらしい。それまで全く関心がなかったスズメに今は夢中。


さらに1か月。見分けが付きにくいが、うちのベランダの常連が10羽ぐらいに増えた。入れ替わり立ち替わりやってくる。餌場の噂が拡がったみたいだ。そのうち3羽は当初からのつがいと例の子供。子供はこのほかに2羽。3羽ともすっかり親離れしている。10羽ともそれぞれ性格があって、見てると面白い。特に子供3羽はかなりの個性派。


元々の1羽は大変温和。他のスズメにちょっかいされても、喧嘩に遭遇しても1歩引いて、事態が過ぎ行くのをじっと待っている。もう1羽はわれ関せずマイペース。周りで何が起きていても餌を食べ続ける大胆な奴。そしてもう1羽はすぐに切れる問題児。相手が大人であれ、餌場で相手が邪魔になるとすぐに怒って、相手を追い出そうとする。大人もその勢いにはタジタジ。また生まれ1か月ちょいだというのに。


最近、元々のスズメの左脚がおかしい。片脚しか使っていない。ケガをしているのか骨折しているのか。我が子よりも心配(笑)