8歳年下の後輩から電話がかかってきた。


あの子は9歳の頃から私にくっついていて、仲間と一緒に「ひかり姉、ひかり姉」っていつも一緒にいて可愛かった。本当に妹のように面倒を見ていて、よくなついてくれた。


さすがに私が卒業してからは、しょっちゅう連絡したりはしなくなったけど。




そんなあの子が電話してきたからよほどのことだろうな、と思ったのだけれど、想像以上の状況に怒り心頭。信じられない。保護本能丸出しで学校に乗り込んでやりたい。


感情が勝っている醜い意見だけれど、私のかわいいあの子達がそんな思いをしているなんて、もうあの母校には存在価値すらないと思う。


クラスでは毎日誰かが泣いている。教師にはキリスト教ではないという理由でなじられる。


学校が共学になる理由として説明されたのは、今カトリックには神父様が足りないから東星で育てないとならない、との事。それじゃ女の子の存在価値がないと言われているようなもの。ついでに女の子はシスターへの道をすすめられたらしい。




母校が揺れ動いて、私の後輩達が不安感をつのらせているにもかかわらず理事のシスターが御執心なのは「白百合と双葉にはチャペルがあるのに東星にはない」ということだけ。


驚くなかれ、パンフレットまで持参で訴えているらしい。




はっきり言ってバカバカしい。


学校が、生徒ではなく学校をとったという事を見せ付けられているようで腹立たしい。


確かに私立なのだから気に入らないなら出て行けばいいのだ。


だけどこの状態で残る子は何人いるだろう?


生徒ではなく自分の要求をとった学校が失うものは大きいのかもしれない。


だって、学校は生徒があってこその学校だから。


チャペルなんてなくてもいいのに。