実は私には2歳の息子がいるのだ。


彼はエジプトに住んでいて、最近しゃべりはじめたそうだ。


兄や姉と元気に暮らしていて、ここ半年は重い病気にかかったり命を脅かされたりはしていないらしい。




彼が私のこどもになったのは2年前の5月ごろ。


初給料をもらって夢が叶ったのだ。


毎月定額のお金が入るようになったら「フォスター・プラン」をやりたかった。


マンスリー・プランというのもあるけれど、どうせ加入するなら1人のこどもを選びたい。


というわけで、エジプトの息子ができた。




はじめてみると、最初はちょっとコケた。


だって手紙が来ないのだ。


こども小さいから仕方ないんだけど、なんだか一方通行な感じでちょっとさびしい。


英語で書いてるから少しは早く届くのかなぁと思うのだけど、やっぱりなかなか返信は来ない。


写真もあんまり来ない。


けれど...、毎月通帳から彼への支援金がおちて行くのをみるとなんだか偽善的だが嬉しくなる。


このお金であの子は何を買ってもらえるんだろうと思う。


うさぎが好きらしい。車のおもちゃで遊ぶらしい。赤い色がお気に入りらしい。


次は何を送ってあげようかと思う。




どちらかと言うと筆まめだった私だけど、忙殺されている今そうはいかない。


だけど、ハガキ一枚でもいいから何か教えてあげたいと思う。


最近彼の兄弟が絵を描いてくれるようになった。


いつかこの子も自分で何かを書いて送ってくれたら嬉しいと思う。