ブログ村に参加しています。バナークリックのご協力を宜しくお願いします!!!

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

 

 


※このブログは、フィリピンはマニラから車で約1時間半ほど南下したところに位置するカビテ州バコール市在住の60代日本人男性によるレポートを基にお届けしてます。


 

 

今日のテーマ:タギックのスラム②

 

 

マガンダン ハポン!

皆さんこんにちわ。




さてそれでは、前回の予告通りタギッグ市のスラム街、サウス・ダン・ハリを紹介します。



「South Daang Hari」



Google mapの衛星写真ならこんな感じ。



スラム街の特徴は、道は車が入れない狭さで、基本的に碁盤の目にはなっておらず、家同士が隙間なく隣接しており、カオスな状態にあります。


一つ、お伝えしておきますが、間違っても観光気分で見に行ってみようなどと、夢にも思わないでください。

何かトラブルに巻き込まれられても責任は取れません。


私がここを通れるのは、このスラム出身の人が案内してくれているからです。


フィリピンの有名なスラム「スモーキーマウンテン」もそうですが、必ず現地の方が同行されることを強く推奨します。


いや、推奨と言うなら「できれば行かないでください」ですね。日本人が一人で歩ける場所ではありません。






雨を凌げるように、まるでアーケード街のようになっていますが、電灯などは無いので夜は真っ暗です。

昼間でも薄暗く、なんとなく物々しい雰囲気です。






電気代を正しく払っている人も少ないようです。勝手に盗電している世帯も多いです。


ショッキングだったのがこちら。



髪の毛を売っています。


ご存知の通り、ウィッグやカツラは、人工毛より本物の人毛を使ったモノの方が高価です。


実は、フィリピン人女性の髪の毛は、商品を作る素材として業界ではとても人気なんです。


基本的にフィリピンの女性は腰まで髪を伸ばしていることが多く、貧しいのでブリーチしたり染めたりしている人が少なく、とても黒々として綺麗なんです。


これが先進国に届けられると、ひと束あたり10万円以上するとこも珍しくありません。


フィリピン人女性はとても容姿に気を使いますから、本当は自身の自慢の綺麗な髪を売りたいとは決して思いません。


しかし、売れば1000ペソ(約2700円)程度で商人が買い取ってくれる髪の毛は、貧困層の女性にしてみれば、大変高額な収入源なのでしょう。


いつか、彼らに髪の毛を売らなくてもよい日が訪れれば良いなと強く思った出来事でした。



今日はここまで!
サムリン パッキキタ パアラン!

 


 

当ブログの記事や写真の無断転載禁止してます。よろしくお願いします。

 

バナークリックのご協力を宜しくお願いします!!!

ダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウンダウン

にほんブログ村 海外生活ブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ