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※このブログは、フィリピンはマニラから車で約1時間半ほど南下したところに位置するカビテ州バコール市在住の60代日本人男性によるレポートを基にお届けしてます。
今日のテーマ:7,641
マガンダン ハポン!
皆さんこんにちわ。
フィリピンを紹介する時ですが、「フィリピンは大小様々な7,641もの島々からなる国です」と、この奮闘記でも紹介させていただいています。
前々回の奮闘記でも、アメリカの植民地であったときに「The Philippine Islands/フィリピン諸島」と呼ばれたことに由来して、英語表記は「The Philippines(The+複数形)」と書くのが正しいとお話しさせていただきました。
Google Mapでこうみても、本当にたくさんの島々によってフィリピンという国が構成されていることが分かります。
この「7,641」と言う数字ですが、昔から同じだったわけではありません。
昔はもっと少なかったのですが、フィリピン国立地図資源情報局によって2017年に公式発表された、7,641という数が公的に認められました。
「へぇ〜すごい数だなぁ」なんて思われる方も多いと思いますが、実は灯台元暮らし、日本の方が多いです(笑)
日本ではこれまで、1987年に海上保安庁が公表した6,852と言う数字が、公的な島の数として認められてきました。
この数を、国土地理院が最新技術によって36年ぶりに数え直したところ、なんと従来の2倍以上の14,125島も見つかったそうです。今までの数字はなんなんだったんでしょうか(笑)
もちろん、全ての島に人が住んでいるわけではありません。日本にしてもフィリピンにしても、人が住めないようはほんの小さな島も含まれていますから。
つい先日の令和6年4月1日に公開された国土交通省の資料「日本の島嶼の構成」によると、人が住んでいる島(有人島)が417、無人島は13,704であると記載されています。
※国土交通省資料「日本の島嶼の構成」より抜粋
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chirit/content/001477518.pdf
フィリピンの実に2倍近くです(笑)
「日本は島国だー」なんて、一般的にはあくまでも「四方を海に囲まれた国」としてのイメージが強いですが、どうやら本当の意味で島国だったようです。
しかし、これだけ島々が集まった国であっても「日本諸島」とは決して呼ばれないですよね。
「The Japan Islands」なんて聞いたことがありません。
私たち日本人は「日本列島」と呼ぶことで、日本が島国であることを認識していると思いますが、列島と諸島の違いって明確にあるのでしょうか。
やっぱり日本は南北に、として東西に長細い国だからなんですかね。
と言うことで、ネットで調べてたら知恵袋に面白い記事が見つかりました。
・諸島:点在する島を一つの地域として取り扱う場合に用いる。概ね、中心となる島とその周囲の島からなる。伊豆諸島、八重山諸島、南西諸島など。
・群島:密集した島々を一つの地域として取り扱うときに使う。無人島を多く含むことが多い。奄美群島、男女群島など。
・列島:島と島の間隔が狭く、列を成している島々を一つの地域として取り扱う場合に用いる。五島列島、慶良間列島、父島列島など。
おお!これは目から鱗です!
やっぱり、その島々の密集の仕方によって呼称が変わるようですね。
英語ではすべて「The Islands」ですが、日本人の感覚として、フィリピンは諸島、日本は列島、と言うのが一番しっくりくるような気がするのですが、皆さんはどうですか?
今日はここまで!
サムリン パッキキタ パアラン!
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