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※このブログは、フィリピンはマニラから車で約1時間半ほど南下したところに位置するカビテ州バコール市在住の60代日本人男性によるレポートを基にお届けしてます。
マガンダン ハポン!
皆さんこんにちわ。
人口が1億人を超えたフィリピンはマレー系を始めとする多民族国家で、非常に様々な民族が住んでいます。
マニラ首都圏のあるルソン島南部は、同国の主要民族であるタガログ族が住んでいます。
16世紀後半から始まった、約300年に及ぶスペイン人の支配により、タガログ族の80%以上がカトリック教徒となりました。
日本人が東南アジアに旅行する際、旅行先の国で信仰されている宗教は、ほぼ仏教かイスラム教ですので、あまり観光中に、その国の宗教や生活様式を考慮して過ごさないといけないようなことは少ないでしょう。
しかしながら、宗教は、その国の文化や歴史、政治とも密接に絡む非常にデリケートな問題です。
フィリピンは東南アジアで唯一キリスト教の国ですから、意識していなかったとしても、無配慮や無知な発言をしてしまわないよう注意しましょう。
特に、フィリピンの宗教がキリスト教であることに対して否定的な発言をするのはタブーです。
彼らは非常に信仰心が深いです。彼らの信仰心に対する否定的な発言は、彼らの気持ちを踏みにじることになります。
さて、先週の日曜日の朝、友人と一緒に教会で礼拝してきました。
信仰心の強いフィリピン人の日曜日は、教会での礼拝から始まります。
フィリピンに無数に存在する教会ですが、今日はその中でも1位、2位を争うくらい有名な教会での礼拝です。
場所はこちら。キアポ教会(Quiapo Church)です。
マニラのケソン通りにあるミランダ広場に建っている、1582年建立の大変由緒ある教会です。
Facebookもありますよ。
当時、この教会は竹とニッパヤシ(マングローブ林の陸側にかけて生育する常緑低木)で造られましたが、400年以上の長い歴史の中で起こった、多くの地震や火災によって破損してしまい、1933年に石造りで再建された教会が今に続いています。
この教会の聖堂には、「黒いキリスト」を意味する「ブラック・ナザレ(Black Nazarene)」像が祀られていることで有名です。
この像に触ることで、病気を治療してくれたり、奇跡が起こると信じられており、フィリピン全土からカトリック信者が訪れる聖地です。
さて、この教会はフィリピンでも最大規模のマーケット、キアポマーケットの中に位置しています。
礼拝が終わった後は、様々なものが売られているマーケットでショッピング・観光を楽しむのが良いでしょう。
ただ、こちらは犯罪多発エリアですので、スリ・ひったくりにはくれぐれもご注意ください。
基本、フィリピンでは人が多く集まるところは危険地帯と思った方が良いでしょう。
今日はここまで!
サムリン パッキキタ パアラン!
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