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※このブログは、フィリピンはマニラから車で約1時間半ほど南下したところに位置するカビテ州バコール市在住の60代日本人男性によるレポートを基にお届けしてます。
マガンダン ハポン!
皆さんこんにちわ。
日本における下水道普及率は、令和4年度の時点で約80%、先進国としては低めだと感じられる方も多いかもしれません。
これは、島国であり平地が少ない日本において、離島に住む人々もいれば、山々の標高の高いところに集落を作るなど、地理的な要因が下水道普及率を左右しています。
ですので、都市部である東京23区では99.9%、横浜市においては100%という立派な数字を残しています。
さて、西暦2000年に遡りますが、24年前のフィリピンでは、下水道の恩恵を受けている人口は全体の1.9%と、ほぼ0に等しい状態で、マニラ首都圏でさえ3%という数字でした。
当時のフィリピンに旅行された方は、トイレ事情が非常に悪いという印象を持たれた方も多いのではないでしょうか。
じゃあ、その数字の及ばないところでは、どのように下水処理されているのか。
という前振りからスタートした今日のブログですが、近所の家で何やら工事がスタートしたようです。
まず、余計なものが取り外されて外に運び出されます。
その後に、部屋に人が集まりだしました。
すると、おもむろに部屋の数か所に穴を掘り始めました。
奥の二つの穴がある程度掘られると、今度は中央に大きな穴を掘りだしました。
さて、これ、何をしているのか分かりますでしょうか?
日本でも50年くらい前までは、まだこんな感じでしたね。
実はこれ、下水道設備が届いていない個人宅に、浄化槽を作っているところです。
どんどん、掘られていきます。
頼もしいですね。
深い穴が出来ました。
浄化槽といっても、近代的なタンクを設置する家もあれば、ただ穴を掘ってバクテリアに分解を任せるケースもまだまだ多いです。
現在、日本をはじめとした国々の様々な民間企業が、フィリピンの上下水道事業に参画しています。
いつか、フィリピンの水道水を心配することなく飲めるようになり、全世帯で清潔な水洗トイレが設置されるといいですね。
今日はここまで!
サムリン パッキキタ パアラン!
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