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※このブログは、フィリピンはマニラから車で約1時間半ほど南下したところに位置するカビテ州バコール市在住の60代日本人男性によるレポートを基にお届けしてます。


 

 

マガンダン ハポン!

皆さんこんにちわ。

 

 

それでは、奮闘記20で紹介しました、フィリピンの交通事情前編の続きで、後編をお届けします。

 

フィリピン車事情あるあるその6.車線増加

 

前回のその5で、フィリピンでは車線を無視して走るので、前方にだけ注視していればよいわけではなく非常に危険、というお話をいたしました。

 

信号待ちや渋滞時には、車線関係なく車幅を詰めて、我先により先頭へ入り込もうとしますので、その結果、2車線であった道路がいつのまにか3車線になったりします。1車線の道なのに、なぜか先頭が2台ならんでいたりします。

また、その合間を縫うように、膨大なバイクが往来しますので、ただでさえ狭くなっている車間の隙間がすべてバイクで埋め尽くされ、特に朝夕のラッシュ時には完全にスタックします。

 

この時間に移動を予定する場合は、かなり早めにスケジュールを組むことをオススメします。

まさにカオスな交通渋滞が発生するので、夜間であれば15分の距離なのに、平気で1時間以上かかりますのでご注意を!

 

 

フィリピン車事情あるあるその7.カラーコーディング

 

いかにもフィリピンの交通事情は酷いようなことばかり書いていますが、国や政府もこの問題をなんとかしようと、様々な交通ルールを定めています。

その中で、フィリピン独自の交通規制として、「カラーコーディング」という制度があります。

これは、午前7時から午後7時までの12時間、マニラ首都圏において一定のルールに基づき、曜日ごとに走行してはならない車が設定されています。

 

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そのルールですが、各車のナンバープレートにある最後の番号によって、走行禁止日が定められているというものです。

フィリピンのナンバープレートは、アルファベット3文字+数字3~4桁が基本です。例えば、こんな自分の車のナンバープレートがの場合、末尾が「6」ですので、水曜日の規制時間は走ることができないということです。土日祝日の規制はありません。

 

なかなか面白い政策ですね。マニラの渋滞はとにかくひどく、なんとか緩和させるための規則です。車を運転される方はカラーコーディングにご注意を!

 

 

フィリピン車事情あるあるその8.くさい

 

身も蓋もない言い方ですが、くさいんです。何がってそりゃ排気ガスです。

 

車やジープなど排気ガスを出す車両に対して、日本のような厳しい排ガス規制がまだ浸透しておらず、特にジープ(ジプニー)などは、当時の米占領下時代の米軍払い下げ車両だったりしますので、なんたって車体が古いです。

当然、現在の車両のようにしっかりとした触媒がマフラーに備わっていませんので、モウモウと黒煙を吹かしながら走行しています。

客がジープに搭乗している間はマスクをしたり、口元にハンカチを当てている姿は、日常茶飯事ですね。

 

ひと昔前、フィリピンへ英語留学を検討する方の中に、この大気汚染を心配される方がいらっしゃいました。

フィリピンの首都圏における大気汚染は深刻で、マニラの空は「靄/もや」がかかっていることが多いですね。

ただ、日本の大気汚染のピーク時と比べると、そこまで酷くないのではないと思います。

 

筆者の幼い頃は、光化学スモッグ注意報が出たので学校が休みになるとか、そういったことが良くあった時代でしたが、何か病気になったとか、慢性気管支炎に悩まされていたなんてことはありませんでした。

なので、フィリピンにおいては、まだそこまで心配する必要は無いんじゃないかな、と思うのですが、予防だけは必要ですね。

 

最低限、マスクは持ち歩いた方がよいかもしれませんね。排ガス対策にご注意を!

 

 

フィリピン車事情あるあるその9.俺ルール

 

フィリピンで車を運転するライセンス、日本の免許証に当たるものですが、このライセンスを取得するために日本のように教習所に通わないといけない、といったルールはありません。

薬物検査と、筆記試験を受けることで、免許の取得ができます。

また、裏口入学のようにお金を払うことで免許を取得できるような場合もあるので、運転技術や知識、モラルなどに欠けている方も多いのが現状です。

 

とにかく運転が荒くて危ないですので、皆さん事故に合わぬようどうかご注意を!

 

 

フィリピン車事情あるあるその10.でもやっぱりフィリピン

 

このようにフィリピンの車事情はカオスですが、だからといってそれらが嫌悪の対象となるかというと、そうではありません。

東南アジアなのに、東南アジアっぽくないところもたくさんあります。

スペインとアメリカの植民地だったことも大きく影響しています。

交通事情だけ見ると、とてもカオスな国なのですが、人、文化、食べ物、本当に素晴らしい国で、日本人の方が多く永住されているのも納得できます。

 

是非、交通事情に躊躇することなく、フィリピンに遊びに来てくださいね。

 

 

今日はここまで!
サムリン パッキキタ パアラン!

 


 

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