バイアグラの登場は世界中で衝撃をもたらしました。
日本での販売は1999年と他の国に比べてやや遅れましたが、
一躍有名になり、EDそのものへの関心を高める役割も果たしました。
しかしその結果、偽者が世界中に溢れかえる結果をもたらしています。
粗悪品を購入し、重大な副作用に見舞われるケースも相次いでいます。
そんななか、「バイアグラを超えるむED治療薬」と話題となっている
ED治療薬があります。
それがバイアグラゴールドです。これは中国製の製品で、国内では個人輸入のルートを通して
流通しているものです。
ネット上でも話題になり、本家以上に高い効果がえられるとの
評判を得ているのです。
では実際にこのゴールドバイアグラ はED治療薬として
どれだけ「使える」のでしょうか。
じつはこの製品、かなり危ない内容であることがわかっています。
偽造品の段階で安全性を疑ってかかる必要があるわけですが、
この製品の場合はとくに危険性の高さが指摘されているのです。
なんとゴールドバイアグラ の主成分となるシルデナフィルが本家の4倍以上も
含まれているケースもあるというのです。
これなら本家よりも高い効果が期待できるのも頷けます。
しかし、主成分の含有量が多ければ多いほど副作用のリスクも増大します。
4倍という含有量は明らかに安全に使用できる範囲を超えており、
激しい頭痛や動悸、視覚障害といった問題を引き起こす可能性が高くなるのです。
本物よりも安いから、高い効果が期待できるからと安易な気持ちで
手を出すととんでもない副作用に見舞われる恐れがあります。
バイアグラゴールド
には十分注意したほうがよさそうです。
ファイザーの池田哲也セキュリティ・オフィス部長によると、世界中でバイアグラの偽造薬は流通しているものの、「ゴールド」が販売されているのはなぜか日本だけ。押収品の成分を調べると、本来の有効成分が真正品の4倍以上と、過剰に高いものもあったという。池田氏は「日本人の体格からすると、有効成分の量があまりに多すぎる」と言う。有効成分の過剰な摂取は激しい頭痛や視覚障害などを引き起こす恐れもあるそうだ。現在までにそのような被害は報告されていないが、危険性が否定できないうえ、安全性の保証もないという。実際にこういった偽造品の製造現場は劣悪。池田さんが中国で確認した製造現場では、錠剤の着色料として塗料の青色ペンキを使用していたそうだ。ほかの現場では、殺虫剤の原料となるホウ酸や黄色いレンガを使った粉末が着色・凝固材に使用されていたところもあったそうだ。
