すなわち


地獄


この季節は私にとって、デューク東郷であり衛宮切嗣なのだ。


ヒステリー球が喉仏を切り裂き

ジスキネジアが舌を万力に挟み

頭痛が逆巻く風のラシード

身体も心もカッチカチやぞ!!



ということで


この季節が疾風のように過ぎ去ってくれと願っておるわけだ。


だが世間は許してくれませんよ。


なんかしらんが明るいムードが田舎の歩道さえも桃色に染めるのだ。


私はただ耐える。


春眠暁を覚えずなどという言葉をこの紅き眼でもって睨みつけ、空飛ぶくじらに叫ぶ。


くたばってしめぇ!!!