足りないを嘆いてた | あだ名はジュリ

あだ名はジュリ

~ちょっとそこまで~

足りないと思ってきた。
自己肯定感を持てなかった。
足りない、足りないと嘆いて埋められるものを探し続けてた。
足りない自分は情けないと思ってきた。

長い反抗期のような、ものだった。

今は、足りなくてもいーじゃんー。と思うようになった。
足りなくても、一緒にいて笑ってくれる人と仲良くしていきたいと思うようになった。

多分、今後連絡しないだろうと思うのに、『いつか必要になるかもしれない』の消せなかった連絡先たち。
見返しもしない携帯の中の写真たち。

違う。私は自分で選んでそこにいたんだ。
その選択を自分に課していた。

ありがとう。バイバイ。と手放してみた。
うまくできない自分を認めてみた。

そしたら、笑顔が向こうから来てくれた。
それを、大事に大事にしたいと思うように自然となった。

まだまだあの時の気持ちに簡単に引き戻ることができる。悲しみに、その時の涙に同調するとこが容易にできる。

でもそれでもいいじゃん。今はそういうタイミングなんだよ。それでいい。

私は笑顔と固く手を結んだんだ。
私は今このひだまりのようなあたたかな気持ちの中心にいたい。

そしてそれを人と共有できるあたたかな人に私はなりたい。