まず、これはそんなに期待しないで観ました。
そんなにストーリー性はなく進むのかなぁ、と思ってたので観ているうちに面白いかも?と思い始めました
香港映画等に多いと思うんですが、とにかく映像がきれい
イルミネーションがともかくきれいで、ロマンチックなんです
それだけでも観てて楽しいかな、と思ったんですが。
ストーリーはある日本人の男性メークアップアーティスト・水島がイベントに出席する為上海へやって来るんですが、ひょんなことから迷子になってしまいます。言葉も通じない、お金もパスポートも持たない状況でこれまたひょんなことから出会った(タクシーで轢かれたんですが)女性タクシードライバー・リンシーと一夜を共にする、というか、お世話になるというか・・・。
水島は長年付き合ってきた公私共にパートナーである恋人との関係に悩んでいます。
そしてリンシーは自動車整備工場で働く男友達に恋をしているんですが、彼に恋心を告げることさえできず、事故を起こして車を壊しては彼に会いに行くという生活です。
でもその晩、彼から翌日別な女性と結婚するという話をきかされます。ましてや車を貸して欲しいとの申出。
彼女は呆然としてながらも彼に告白する最後の晩だと思い、翌日の式で着る衣装の試着に付き合うから飲み行こうと誘います。
約束の場所に着いた彼女はガラス張りの窓から見えるウエディングドレス姿の彼の婚約者と彼を見つけます。
それを見て初めて彼女は彼が本当に手に入らない人だと感じたんでしょうか。
二人に会わずにそのまま車で立ち去ります。
様子を見ていた水島は状況を察知。
彼女を慰めます。
言葉はほとんど通じないままですが、漢字を書いてお互いの言いたいことの大体の意味を理解します。
水島は恋人との関係について思っていることを話します。
そしてリンシーは「私のことを好きですか?愛しています。」を日本語でどう言うのか聞きます。
そして二人で車、道路一面に真っ赤な口紅で「愛してる」と「私のこと好きですか?」を書き続けます。
もう一度決心して彼女は車をぶつけて彼を呼び出します。
修理が終わったところで彼が去る間際に大きな声で言います。
「私のこと好きですか?愛しています。」
多分、彼にも通じた気がするんですよね。言葉の意味が分からなくても雰囲気や声音で感じる時ってあるから!
お世話になったお礼と言ってリンシーは水島のホテルを探して彼を送り届けます。
ホテルの部屋に着くとベッドで恋人が横になっており、そこに優しくジャケットをかける彼。
翌日彼らは話をします。仕事の関係がメインになって恋人としての関係を磨く努力をしなかったと彼は恋人に謝ります。そして別れです。
しかし、そのまま日本に帰ることはせず、リンシーの元へ行き、大好きだった彼の結婚式の為、とびきりの美女に仕立て上げるのです。
ラストは鏡越しにリンシーが水島に「私のこと好きですか?・・・」
で、終わりですが、これの続きが気になります。これは新しい恋への始まりなのか!?
別にまったく関係なく、それはまた別な意味があるのか?でも、私には分からない!!
私は女性であるせいなのかリンシーにより共感して観てしまいました。
彼が結婚すると知った時の彼女の顔をみて「寝癖も直さず、ノーメイクじゃ無理でしょう。それが関係ないにしても女性として見て貰えるよう努力しなきゃ」と当たり前的に思ったのですが、そうじゃないんですよね。ノーメイクの彼女であっても大好きな彼の前で笑顔でいる間はとてもかわいかったし、大切であればあるだけ関係を壊すのは怖いものです。
結婚というのは特別だと思うんです。当たり前ですが。
前に不倫している女性に誰かが言ってたんですが、「夫婦のイスは二脚しかない。あなたのイスはどこにもないのよ。」て。
彼はもうその相手を見つけてしまって、リンシーの居場所はないんです。
終わりを見るのは必要なことで、でも、だからこそまた誰かに恋ができるんですよね。


