見た目は普通(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠

 

重度自閉症スペクトラムを患う

普通になれないわたしの奮闘記(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)


グレーゾーンの高校生の息子が突然わたしの部屋にやってきて、急にしゃべりだした(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)


息子はときどき感情が高ぶるとおしゃべりが止まらなくなり、一方的に話し続ける。これはASDによく見られる特性で、重度ASDのわたしにもよくあることである。


だからわたしはこうゆうとき「発作が起きたんだなぁ(⁠´⁠ ⁠.⁠ ⁠.̫⁠ ⁠.⁠ ⁠`⁠)」と思って、ただひたすら息子の気がすむまで聞くようにしている。何が原因なのかは分からないし、本人もよく分からないだろうから特に聞いたりはしない。でも、おそらく何か気持ちが高ぶることがあって、興奮が収まらず、夢中になって話しているのだろう。


息子は話すことで気持ちをリセットしているのだろうと思ってわたしはただただ「へぇ(⁠´⁠∩⁠。⁠•⁠ ⁠ᵕ⁠ ⁠•⁠。⁠∩⁠`⁠)」「そうなんだ(⁠´⁠∩⁠。⁠•⁠ ⁠ᵕ⁠ ⁠•⁠。⁠∩⁠`⁠)」「すごいね(⁠´⁠∩⁠。⁠•⁠ ⁠ᵕ⁠ ⁠•⁠。⁠∩⁠`⁠)」といって相槌を打って聞いている。


ASDのわたしは表情がかたく感情表現が乏しいので、誤解されないように、携帯なども触らず、ただただ息子をまっすぐ見て「ちゃんと聞いてるよ(⁠´⁠∩⁠。⁠•⁠ ⁠ᵕ⁠ ⁠•⁠。⁠∩⁠`⁠)」という体勢を取っている。


でも、ASDのわたしは聞き取り能力が低く、正直グレーゾーンの息子が話す脈絡のない話を理解することが難しいときがある。ときどき、何について話してるのか分からなくなったり、頭が追いつかないことがある。


そのたびに「だれが?」「いつ?」「なんで?」「どうゆう意味?」と聞き返し、詳しく説明してもらっているので、なかなか話が進まなかったりする。


それでも息子は1時間半ぐらいずっとしゃべり続けて、満足したのか、突然「風呂入ってくる!」と言って出て行った。


「はぁ、やっと終わった…(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)」


と、ほっとしてる自分がいた。息子の話を聞くことは嫌ではない。これもひとつの息子の特性なのだから、気持ちが落ち着くまで寄り添うのが母親の役割だとも思っている。


ただ、話についていくのに必死ですごくエネルギーが消耗されてしまうのと、いつ話が終わるのか分からないというストレスがある。


突然息子がやってきて拘束されてしまうと、やるべきことやしたかったことができず、予定が崩れていくことがすごく嫌でたまらない。


「今から3時間話します!聞いてください!」と言われれば、「3時間話すのね!了解!」と受け止められる。ただただ、いつ終わるのか分からないという先が見えないことが辛いのだ。


でも、そんな態度をだしたら息子は悲しい気持ちになってしまうだろう。だから、わたしは悟られないように何か作業をしながらではなく、ただただ息子の話をずっと聞いている。そして、時計を見ないようにだけ気をつけている。


こんなことを話すと「愛情がない」とか「息子さんが可哀想」とか言われてしまうが、そうゆうことではない。うまく伝えられないけれど、こどもに向き合ってないわけでも嫌いなわけでもない。ただただ、予定外・想定外なことが苦手でうまく対応できないのだ。


特性に縛られず子育てできたらもっと楽しかったんだろうなぁと思うと涙があふれてきてしまう。特性が邪魔をしてなかなか母親になりきれない。息子に申し訳ない気持ちでいっぱいである(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)