見た目は普通(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠


重度自閉症スペクトラムを患う

普通になれないわたしの奮闘記(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)


とてつもなくショックなことがあった。

一晩経ったが立ち直れない。


ずっと気持ちがモヤモヤしていて興奮気味だ。そして、ショックな出来事が頭から離れず何も手につかない。


こうゆうときどうするか。


それは、ただただ「寝こむ」のみである。


ASDは衝撃に弱い。想定外なことが起きたり、攻撃されたりすると、どうしていいか分からずパニックになってしまう。


でも、そんなときは何もせず、ただ寝こんで、時間をかけて頭の中をリセットし、衝撃が消えていくのを3日間待つことが大切だとカウンセラーにアドバイスをもらったことがある。


裏を返せば、3日待てばもとに戻るということだ。この3日の間に予定を入れたりなにかしようと思っても、上手に切り替えのできないASDのわたしは将棋倒しのようにことごとくうまく

いかない。そして癇癪を起こしてしまったり、感情のコントロールがきかなくなってしまう。


だから、ただただ時が経つのを待っている。


今日は1日中ベッドの中にいてずっと天井だけを見つめていた。それでも、夕飯の買い出しのためにひとりでスーパーに行き餃子を作った。昔は気持ちが荒ぶってしまい、トラブルやハプニングがあると、家事や育児が手につかないこともあったが「寝こむ」という技を使い始めてから最低限のことはできるようになった。


それでもやっぱりショックが消えない。


ただ、救いだったのは、ずーっと部屋で寝込んでるわたしの様子がおかしいことに息子が気づき、話しかけてきてくれたことだ。わたしはいつもルーティン通りに動くので、寝込んで何もしないわたしを不思議に思ったのだろう。


そして、わたしは息子にショックだった出来事を話した。すると息子は「そんなの気にする必要ない!無視!無視!(⁠ノ⁠`⁠Д⁠´⁠)⁠ノ⁠彡」と励ましてくれたのだ。


息子は普段あまり学校のことや友達のことを話さず思春期モード全開なのだが、こうゆうときはいつも気遣ってくれる。そして、そのあともたくさんアドバイスをしてくれて、気を遣ったのか学校のことなど自分の話もしてくれた。


わたしは重度のASDで、息子はグレーゾーンだ。つまり、わたしより高校生の息子のほうがコミュニケーション能力が高く、臨機応変に対応できる。だから、わたしが「ちーん(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)」となってフリーズしてしまったとき、息子が助けてくれることがある。


これは母としてどうなのだろうか?とも思うのだが、息子が中学生になった頃ぐらいから自分の発達凸凹な部分を息子が越えるようになってしまい、息子のほうが母であるわたしよりうまく対応できることが増えてしまった。


最初はお互い戸惑ったし衝突もたくさんした。でも、自分が発達障害であることを話し、得意なことと不得意なことの差がすごく大きいこと、メモをしないと忘れっぽいこと、聞いてるようでちゃんと理解できてないこと、言葉通りにしか受け止められないことなどを説明した。


その当時はなんとなくしか理解できなかったと思うが、息子が高校生になりわたしとの発達凸凹の差がさらに大きくなってしまって、息子ももう受け入れざるおえなくなったのだろう。


息子には本当に申し訳ないと思うが、わたしがASD特性につまづいたとき、いつも寄り添ってくれて心から感謝している。今日も息子が話を聞いてくれて、前向きに考えられるように頑張ろうと思うことができた。


それでもまだひきずっていて、何もできないままただただじっと椅子に座っている。


ASDのわたしは本当に衝撃に弱い。この衝撃の弱さは尋常ではなく、困っている特性のうちのひとつである。


それでも以前と違って、イライラしたり発狂したりせず、ただ部屋にこもってひとりで気持ちを抑えられるほどまでには改善されてきたのだが、まだまだうまく対応することができない。


あと2回寝れば立ち直れるのだろうか(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)