見た目は普通(◍•ᴗ•◍)
重度自閉症スペクトラムを患う
普通になれないわたしの奮闘記(●´⌓`●)
ただいま19:00。明日の学校行事に備え、早めの夕飯をいただき、洗い物まで終わらせた。
今日も発達障害グレーゾーンの息子は明日の学校行事を目前にグズグズがとまらない(´;ω;`)
学校から帰ってきて「暑い!」「足が痛い!」「おなかがすいた!」「明日が来ないでほしい!」「明日行くの早すぎる!」「満員電車ツラ!」とブツブツ言っている。そのたびにわたしは「おやつ食べる?」「冷房いれる?」「湿布貼る?」と学校以外のことにだけ反応し、学校のことは徹底的にスルーし夕飯の準備を急いだ。
グレーゾーンの息子はとにかくしつこい。何度も何度もずーっと同じことを繰り返し言っている。でも重度ASDのわたしはもっとしつこい。だからわたしは息子のしつこさには負けず淡々とリクエストされたチーズインハンバーグを作った。
リクエストのメニューがでてきた息子はご満悦だったが、ずっと明日のことについてブツブツとグズグズ文句を言っていた。すると突然息子が「明日は学校行事があるから、俺は今日とことんグズグズするからねっ!!!」とグズグズ宣言をだしたのだ。
自分で学校行事が苦手でグズグズしてるということがきちんと認識できていることにかえってわたしは感心した。だからわたしは「知ってる!好きなだけグズグズしてくれっ!!!」と答え、ただひたすら聞いていた。
すると、夕飯を終えた息子が「俺は今から心を安定させるためにリビングで映画を見るから母ちゃんは部屋にこもってほしい!」と言ってきた。ちゃんと気持ちをセルフコントロールするために行動を切り替えて気持ちをリセットしようとしてるんだなと思い、さらに感心した(◍•ᴗ•◍)✧*。
発達障害は見通しのたたないことが苦手で、変化を嫌う。だから、学校行事の前日は不安定になりがちだ。だからこそこんなときはひとりになって自分の気持ちを静かに落ち着かせることが大事である。そのために息子は映画を見ることにしたようなので、わたしは部屋にこもり、自分できちんと特性に対応してる息子の成長を感じほっとしていた。
ほっとしたのもつかの間。突然息子が部屋にやってきて「明日は母ちゃんのバッグで行くから貸して!」と言いだし「え?(´⊙ω⊙`)」「リュックで行かないの?」と聞いたが、「みんなトートバッグで行くって言ってた!母ちゃんの黒のトートバッグ貸して!」とお願いされた。
貸すのはいいが、息子が借りたいトートバッグというのがどれを指してるのかまったくわからない。「これ?」「こっち?」と部屋にあるバックを見せたが息子は「これじゃない!前にここにあったじゃん!」とイライラしはじめた。
でも、こちらとしても急にイライラされても困るのだ。何度も服装や持ち物については確認した。それにも関わらず、突然「貸して欲しい」と言われても対応できない。
でも、息子の学校行事がかかっている。どうにかしなければならない。息子にバックを詳細に説明してもらい、やっとどのバックを指してるのかが分かった。ところが、どこにあるのか分からない。
たしかに、わたしはそのバックを持っている。少し前までは息子が言ってる場所にあった。だけど、もう使わないと思い捨てたのかしまったのかさえも思い出せない。でも、見つけ出さないと息子は明日学校行事に参加しないと言い出しかねない。とにかく探してクローゼットの奥からやっと見つけだすことができた。
「あったー!!!これこれ!!!✧\(>o<)ノ✧」
息子は大きな声をあげてとても喜んでいた。そんなにこのバックにこだわるならもっと早く言ってくれと心底思ったが、とりあえず見つかってほっとした。
事前準備をもっと計画的にひとりでできるようになること、、、これを次の息子の課題にしようと思う(●´⌓`●)