見た目は普通(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠


重度自閉症スペクトラムを患う

普通になれないわたしの奮闘記(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)


息子がインフルエンザにかかり、高熱を出した。



41℃もあり全身がとても熱くすごく辛そうだった。こうゆうとき、わたしはどうしていいのか分からない。


「きっと看病すれば自分もインフルエンザにかかってしまうんだろうなぁ(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)」と一瞬頭の中をよぎったが、今回は言葉にださずに済んだ。危ないところだった。


「きっとお母さんとはそうゆう定めなのだろう」と腹をくくり、念のためマスクをし、手指消毒などはしたが、自分もインフルエンザになってしまう覚悟を決めて徹底的に看病した。


ポカリやゼリーやアイスなどを大量に購入した。優しい言葉をかけてあげることが難しい分、物資で愛情を表現するしかない。


そして、汗をかくたびに何度もシャワーを浴び着替えるため大量の洗濯物がでた。「そんな着替える必要ある?」とこれまた言いそうになったが、汗をかいた服をずっと着ていたら逆に冷えてしまうのだろう。「これもまた母の役割」と自分に言い聞かせた。


高熱で全身が痛む息子にマッサージをしてほしいと言われマッサージをした。30分以上はしていたと思う。85キロもある高校生の身体をマッサージするのはとても大変で、指が痛くなったが、どこでやめていいのか分からず息子が満足するまで続けた。すると、自然と眠りついたので効果があったのかなと思い役に立てたことが嬉しかった(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠


息子がインフルエンザにかかり41℃の高熱だったので、さすがに仕事を休んでそばにいることを選んだが、こうゆうとき、予定が変わることが嫌いなASDのわたしは一瞬ためらってしまう。そして、母親に電話をし、「休むべきだよね?」と確認すると、「家族がインフルエンザにかかってる人が出勤してきたら嫌なんじゃない?」と言われ、休むことに決めた。


職務規定では、家族がインフルエンザにかかったとしても、本人に症状がなければ出勤していいことになっている。マニュアル通りのわたしは、この規定に則って出勤する予定だった。でも、一般的にはこどもが高熱をだして苦しんでるときは母親もお休みするというのが暗黙のルールであることを思い出した。


こうゆう話をすると、「こどもに愛情がないのではないか?」と思われてしまうのだが、そうゆうことではない。高熱で苦しんでる息子を見ると「かわいそう」と思うし、「なんとかしてあげたい」とも思う。早く良くなるために自分にできることは何でもしたい。


でも、それ以上に想定外なことにパニックになり、いつ治るか分からないという先が見えないことがとてつもなく嫌なのである。ただ、それだけだ。こどもが嫌いなんじゃない。こどもが熱をだしたことを怒ってるわけでもない。ただただ、「わたし、どうすればいいの?」この一言に尽きる(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)


母親としてあるべき姿より、ASD特性のほうが強くでてしまう。それを隠すためにひたすら息子に「つらいね。」「しんどいね。」「何か手伝えることがあったら言ってね。」と声をかけ続けたのだが、果たしてこれで合っているのだろうか。ちゃんと「お母さん」できているのだろうか。高熱で苦しんでる息子に何もできず、申し訳ない気持ちでいっぱいになる(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)