見た目は普通(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠


重度自閉症スペクトラムを患う

普通になれないわたしの奮闘記(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)


お金がかかるなあと思うこと

それは「医療費」だ。


発達障害専門の外来に3週間に1度通い、カウンセリングも受けている。そして、不安障害から心因性膀胱炎になり、泌尿器科にも通ってる。


そして、自分の症状や体調を把握するのが苦手なASDのわたしは、とにかく病気がちである。


なかでも、発達障害専門外来の費用が1番かかる。専門外来は数が少なく、近所にあることはほとんどないので、交通費もかさむ。


カウンセリングを希望した場合、診察と薬と合わせると結構な額になってしまう。


昨年は3週間に1度、年16回通院した。1回の費用を5,000円とすると、年間で80,000円も費やしていることになる(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠


いま自分で計算してびっくりした。


もう2年近く通っているのだが、お金の管理が苦手なASDのわたしにはこうゆうところがある。全体の見通しがたてられないのだ。


わたしは1円単位で家計簿を記録していて、自分の医療費の合計を計算してみた。


すると、1月からこの10月まででなんと160,000円だった(⁠ ⁠⚈̥̥̥̥̥́⁠⌢⁠⚈̥̥̥̥̥̀⁠)


え、びっくり。


発達障害の専門外来だけでなく、歯医者、婦人科、泌尿器科、など定期的に通っている。


医療費だから仕方がないところもあるが歯医者はASD特性であるこだわりのせいだ。


「歯は白くならなければいけない」


といった執着が強く、3ヶ月に1度検診に行き、半年に1回はホワイトニングを受ける。


これは、早急に改善しなければならない。


この見通しの甘さは本当に自分でも呆れてしまうのだが、どうにもならず、毎回気づいたときにはこのありさまだ(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)


1円単位できっちり家計簿をつけることはできても、そこから全体を見通すことができない。医療費は個々により大きく変動し、相場がないので、目標値が定まらない。


すると、ASDのわたしは途端に目的地を失い暴走してしまうのだ。普通に考えて、月20,000円程度支払っていたら、「やばい!」と思うのだろう。


でも、わたしは無駄なものに使ったわけでもないし、言われるがままに支払っただけなので、考えることすらなかった。


医療費が増えていたから家計が圧迫されていたのか。。。今気づいた(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)


ASDのわたしはとにかく漠然と物事を捉えるのが苦手だ。1円単位できっちり家計簿をつけ、予算内に納めることができても、「医療費=必要経費」と考えていたので、見直すことがまったくなかった。


これもまたきっとASD特性である「思い込み」なのだろう。「医療費=必要経費なのだから、仕方がない」とずっと思っていた。


でも、こうやって数字でだされると、途端に現実的になる。これもまたASD特性のひとつであり、具体的に示してもらえれば理解し対処することができる。


とはいえ、支払った医療費はもうどうしようもない。これから先、医療費をどうするべきか早急に考えなければならない。


これだからASDは困ったもんだと我ながら思う。どうしてあんなにきっちり家計簿つけられるのに、医療費考えなかったんだろうか。どうして節約しているのに、こんなにたくさん病院に行ったのだろうか。


ASDの見通しの甘さは天下一品である。どうにかして改善できるよう努力したい(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)